LINE
コラム

しゃるる杯について徹底解説!最新大会の概要や優勝賞金・出場選手も詳しく紹介

ストリーマーであるしゃるる氏主催の元開催される「しゃるる杯」。アマチュア大会でありながら、屈指の実力を持ったストリーマー達が集結することからLeague of Legendsファンに支持されている人気の大会です。

この記事では、しゃるる杯の概要や最新大会の出場チームなどを詳しく紹介します。

しゃるる杯とは

しゃるる杯とはストリーマー・しゃるる氏が主催しているLeague of Legendsのゲーム大会です。

しゃるる氏と言えば、League of Legendsシーズン1からプレイをしていることでも知られており、自他共に認めるLeague of Legendsファンのひとりです。

League of Legendsが国内に浸透する初期段階からプレイ動画を発信していたこともあり、国内League of Legendsの重鎮といった存在感を放っています。実力に関してはシーズン1からプレイしていたこともあり、プロにも引けを取らない腕前であることが知られています。しかし、競技シーンには一切出場せず、ストリーマーとしての活動に尽力しておりLeague of Legends界隈の盛り上げ役として大会の主催なども行っています。

しゃるる杯は2025年大会で9回目の開催を迎え、年々盛り上がりを見せており、本年度の大会も多くのLeague of Legendsファンが注目していました。

しゃるる杯はいつ開催される?

しゃるる杯2025は以下の日程で開催されました。

  • 練習 2025年3月2~4日 20:00頃~
  • 本番 2025年3月5日(水)17:00~

大会本番は急遽回線トラブルによって45分遅延したものの、その後は2巡目までスムーズに対戦が行われました。

しゃるる杯の大会形式・ルール

2025年に開催された第9回しゃるる杯のルールは以下のとおりです。

  • サモナーズリフトのトーナメントドラフトモード使用
  • 総当たり2巡のポイント争奪戦(計6試合)
  • 各チーム持ち点20pt(勝利時+4pt、敗北時-4pt)
  • 偉業達成時+1pt、偉業を奪われた時-1ptがカウントされる
  • 対戦するチームとのポイント差が10p以上の場合、低いいチームの獲得ポイントが2倍、高いチームの失うポイントが2倍になる
  • 0ptのチームからポイントを奪うことはできない

さらに、2巡目は得点差の大きいチーム同士が優先的に対戦を行うことになっています。これにより1巡目で劣勢になったとしても2巡目での巻き返しが可能です。

しゃるる杯2025出場チーム

続いては、しゃるる杯2025に出場したチームメンバーを紹介します。

永討伐登山隊(チームA)

永討伐登山隊のメンバーは以下のとおりです。

  • Ceros
  • らいじん(入れ替え)
  • mittiii
  • Zerost
  • よしあき

それぞれの選手についても紹介していきます。

Ceros

Ceros(セロス)氏はLeague of Legendsの元プロプレイヤーです。界隈では「皇帝」と呼ばれることもあります。League of Legends の競合eスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」で活動していた際にはLJL(League of Legends Japan League)の表彰台常連選手でした。現在はプロ選手を引退し、ストリーマーとして活動しています。

らいじん

らいじん氏はLeague of Legendsの元プロプレイヤーです。現役時代は「7th Heaven」に所属しており、数々の名勝負を繰り広げていました。現在はストリーマーとして活動しており「らいさま」の愛称で親しまれています。

mittiii

mittiii(ミッチー)氏はVALORANTの元プロゲーマーです。現役時代はFENNELに所属しており、国内大会で多くの実績を残しました。プロ引退後はストリーマーとして活動し、VALORANT以外にも鉄拳8やストリートファイター6、そしてLeague of Legendsなどさまざまなタイトルでもゲームセンスの高さを発揮しています。

Zerost

Zerost(ゼロスト)氏は、League of LegendsとVALORANT2つのタイトルにおいて競技シーンで活躍した経験を持つ元プロゲーマーです。LJLでは優勝経験もあり、その実力は確固たるものです。現在はストリーマーとして活動し、配信内容の比率でみればLeague of Legendsのプレイ時間の方が長いですが、本人いわくLeague of LegendsとVALORANならVALORANTの方が上手いかもしれないと発言しています。

よしあき

よしあき氏は主にLeague of Legendsを中心に配信をしているVTuberです。可愛いアバターに明らかな成人男性の声というミスマッチが逆に新鮮で、毒舌と圧倒的なLeague of Legendsのスキルが人気を博しています。

狩猟解禁(チームB)

狩猟解禁のメンバーは以下のとおりです。

  • しゃるる(入れ替え)
  • Yutapon
  • ザクレイ
  • Day1
  • 大友美有

それぞれの選手についても紹介していきます。

Yutapon

Yutapon(ユタポン)氏はLeague of Legendsの競合チーム「DetonatioN FocusMe」に所属していたプロゲーマーですが、2025年1月に活動休止を発表して界隈に衝撃が走りました。永討伐登山隊(チームA)のCeros氏とは現役時代に「ゆたせろ」コンビとして共にプレイしたこともあり、今回の対戦カードがファンからも大きな注目を集めました。

ザクレイ

ザクレイ氏は、大乱闘スマッシュブラザースのプロゲーマーです。「DetonatioN FocusMe」に所属し、2020年には日本最強スマブラプレイヤーとして実績を残した現役プロゲーマーです。プロとしては格ゲーを中心にプレイしていますが、実はLeague of Legendsも得意としており、今回はプロアマ入り乱れるしゃるる杯での活躍が期待されていました。

Day1

Day1(デイワン)氏は、League of Legendsの元プロゲーマーです。現役時代はSCARZに所属しており、現在はeスポーツ解説者としても活動しています。LJLの表彰台に上った経験もあるプレイヤーとして、今回も活躍が期待されました。

大友美有

大友美有氏は、League of Legendsの元プロゲーマーです。League of Legendsにおいてプロ選手として活動した初めての女性選手として知られており、高校在学時には全国高校eスポーツ選手権League of Legends部門で優勝した経歴も持っています。

ザゲの輪(チームC)

ザゲの輪のメンバーは以下のとおりです。

  • たかやスペシャル
  • たぬき忍者
  • K4sen
  • Jasper
  • Eugeo

それぞれの選手についても紹介していきます。

たぬき忍者

たぬき忍者氏は、主にLeague of Legendsのプレイ動画を配信しているストリーマーです。忍者として「~でござる」を語尾につけるのが特徴で、幅広い年齢層からの人気があります。League of Legendsについてはチャレンジャーランクに到達しており、チャレンジャーランクの中でも一桁順位に登ったこともある実力者です。

K4sen

K4sen(カセン)氏は、元プロゲーマーです。現役時代はCall of Dutyで活躍していましたが、現在はゲーム実況やキャスター、ストリーマーなど多岐に渉る活動をしています。

Jasper

Jasper(ジャスパー)氏は、元プロゲーマーです。現在はストリーマーとして活動しており、主にApexやVALORANTなどのプレイ動画を配信しています。現役時代はOVER WATCHをプレイしていたことからも、FPSを得意とすることが伺え、League of Legendsでどのような活躍を見せてくれるのか期待が寄せられました。

Eugeo

Eugeo(ユージオ)氏は、League of Legendsの元プロゲーマーです。2025年1月に競技シーンからの離れることを発表して話題になりました。LJLにも出場経験がある実力者であり、今後益々の活躍が期待される有望プレイヤーです。

ニダリー使えません(チームD)

ニダリー使えませんのメンバーは以下のとおりです。

  • 象先輩
  • Rainbreai
  • 乾伸一郎
  • うるか
  • Enty

それぞれの選手についても紹介していきます。

象先輩

象先輩氏は、元eスポーツキャスターで現在hじゃストリーマーとして活動しています。象の被り物とサングラスがトレードマークで、卓越したゲームスキルと軽快なトークが人気を集めています。主にLeague of Legendsのプレイ動画を配信しており、繊細なプレイスキルと全てを見渡すような戦略的な戦い方が多くのLeague of Legendsファンに支持されています。

Rainbreai

Rainbreai(レインブレイン)氏は、元プロゲーマーです。競技シーンではLeague of Legendsのプレイヤーとして活躍し、2014年にはLJLで優勝を果たしました。世界大会への出場経験も持ちつつ、2015年にはストリーマーに転向。初心者向けのLeague of Legendsプレイ動画なども配信しており、多くのファンが視聴しています。

乾伸一郎

乾伸一郎氏は、VTuberです。自身を「バーチャル忍者YouTuber」として名乗ることもあり、今回のしゃるる杯では語尾の「ござる」がたぬき忍者氏と被るなどファンにいじられていました。

うるか

うるか氏は、元プロゲーマーです。現役時代はApexの競技シーンで活躍しており、現在はCrazy Raccoonに所属しストリーマーとして活動しています。Apexでは、元日韓1位の経歴を持つうるか氏のLeague of Legendsでの活躍に期待が寄せられました。

Enty

Enty(エンティ)氏は、元プロゲーマーです。League of Legendsの競技シーンで活躍しており、LJLでの表彰台経験もあります。現役時代はSengoku Gamingに所属しており、現在はストリーマーとして活動しています。

しゃるる杯の賞金            

しゃるる杯では以下の賞品が提供されました。

  • 1位15,000RP+優勝記念オリジナル金メダル
  • MVP オリジナル肖像画

RPとは、League of Legends内で利用できる課金通貨です。15,000RPは現実通過で15,000円相当となっています。RPを使用することでチャンピオンの購入やスキンの購入が可能になるため、League of Legendsファンには嬉しい商品と言えるでしょう。

ちなみに、MVPに贈られるオリジナル肖像画は、選手の宣材写真にアンベッサの仮面を合成したものを作成して貰えるという特典があります。完全にネタ枠ですが、これはこれで良い記念になるでしょう。

しゃるる杯2025の結果

しゃるる杯2025の結果は以下のとおりです。

  • 1位 ニダリー使えません(5勝1敗 37pt)
  • 2位 狩猟解禁(4勝2敗 30pt)
  • 3位 増永討伐登山隊(1勝5敗 8pt)
  • 4位 サゲの輪(2勝4敗 5pt)

大会開幕直後、サゲの輪チームが2連勝したことから活躍が期待されたものの、勝負魂に火がついたニダリー使えませんチームの猛攻が始まりました。

結果として、ニダリー使えませんチームがしゃるる杯で落としたのは初戦の対サゲの輪チームのみという結果に。圧倒的な強さを見せて優勝に輝きました。

優勝したニダリー使えませんチームには優勝商品と大会オリジナル金メダルが授与されています。また、大会MVPに選ばれたのは優勝したニダリー使えませんチームの象先輩です。

しゃるる杯King of Draftは開催中止に

2025年は第9回しゃるる杯に加え7月に「しゃるる杯King of Draft」の開催が予定されていましたが、残念なことに本大会は中止となってしまいました。

しゃるる杯King of Draftでは、コーチとしてしゃるる氏、たかやスペシャル氏、らいじん氏が参加し、各コーチによってドラフトで選ばれたプレイヤーによってLeague of Legendsで争う形式を予定していました。

本選の内容もさることながらドラフトの様子も配信されるとのことで、多くのファンが楽しみにしていましたが、2025年6月26日にしゃるる氏から開催中止について報告されています。

しゃるる杯はlolファンのお祭り

今回はしゃるる杯について紹介してきました。例年、プロ級のテクニックやスキル、戦略を持つ参加者による熱い戦いに注目が集まるしゃるる杯ですが、2025年も大きな盛り上がりを見せて幕を閉じました。

今回の配信を見て、よりLeague of Legendsのスキルを上げたいと思った方もいるのではないでしょうか。

AFRAS(アフラス)は、学生から社会人まで幅広い年代の方がゲームについて学べるゲーミングスクールです。プロのeスポーツ講師によるマンツーマン授業でLeague of Legendsのスキルを効率的にアップさせることも可能です。

ゲームについて学びたい、League of Legendsのスキルを上げたいと考えている人は、ぜひAFRASをチェックしてみてください。