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ディスコードとは?ゲーマー必須の機能豊富なツール!

eスポーツ全般

「Discordって何ができるの?」
「ゲーマーに必須って聞くけど、使い方が難しそう…」

このようにお悩みはありませんか? この記事では、無料で使える最強のコミュニケーションツール「Discord」の基本から応用まで、誰にでも分かるように徹底解説します。

始め方からサーバーの立て方、ゲーマー必須の便利機能、そして安全に使うための設定まで、この記事一本で全て理解できます。 Discordを使いこなし、ゲーム仲間とのコミュニケーションを今よりもっと快適にしてみましょう。ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事のコンテンツ

Discord(ディスコード)とは?基本をわかりやすく解説

Discord(ディスコード)とは、ゲーマー向けに開発された、無料で高機能なコミュニケーションツールです。主な特徴は、ゲームをしながらでも快適に通話できる軽い動作と、クリアな音質にあります。

元々はゲーム中の連携をスムーズにするために作られましたが、今ではその便利さからゲーム以外の様々なコミュニティでも利用者が増えています。まずはDiscordで何ができるのか、その基本から全体像を掴んでいきましょう。

Discordでできること

Discordでできることの基本は、「ボイスチャット」「テキストチャット」「画面共有」の3つです。これらを活用し、ゲーム仲間とリアルタイムで会話したり、攻略情報をテキストで共有したりできます。

また、自分のゲーム画面を仲間内に配信することも可能です。1対1の通話はもちろん、大人数が参加できる「サーバー」というコミュニティスペースを作って、複数のグループで同時に会話することもできます。これらの主要な機能が、すべて無料で利用できるのがDiscordの大きな魅力と言えるでしょう。

ゲーム以外でも活躍!Discordの様々な使い道

Discordはゲーマーだけのツールではありません。その高い機能性から、今では様々な目的で利用されています。例えば、共通の趣味を持つ人が集まるファンコミュニティや、オンラインでの勉強会、仕事の遠隔チームの連絡手段など、その使い道は多岐にわたります。

特定の話題について話すチャンネルを複数作れるため、話題が混ざることなく快適に交流できるでしょう。あなたの趣味や活動に合ったサーバーを探したり、自分で新しいコミュニティを立ち上げたりして、Discordの可能性を広げてみてください。

料金は?基本無料で使えるDiscordの仕組み

Discordの基本的な機能は、すべて無料で利用することが可能です。サーバーの作成や参加、ボイスチャット、テキストチャットといったコミュニケーションに必要な機能に、料金は一切かかりません。

ではどうやって運営しているのかというと、「Nitro」という有料のオプションプランの収益によって支えられています。Nitroに加入すると、より高画質な画面共有や、使える絵文字が増えるなどの特典がありますが、加入しなくてもほとんどの人は無料で十分満足できるでしょう。まずは気軽に無料で使い始めてみましょう。

ディスコードの始め方!簡単3ステップで今すぐ使おう

Discordを始めるのは、少しも難しくありません。パソコンやスマートフォンがあれば、誰でも簡単な3つのステップで、すぐに使い始めることが可能です。公式サイトやアプリストアのデザインも分かりやすく、直感的な操作でアカウント作成まで進められるでしょう。

ここでは、アプリの導入からアカウント作成、そして初期設定までの流れを具体的に解説します。この手順に沿って、あなたも今すぐDiscordの世界に飛び込んでみましょう。

①Discordアプリをダウンロード・インストール

まずはDiscordのアプリをお使いのデバイスに導入しましょう。PC(パソコン)の場合は、Discordの公式サイトにアクセスし、お使いのOS(WindowsまたはMac)に合わせたインストーラーをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを開き、画面の指示に従うだけでインストールは完了です。

スマートフォンの場合は、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playストアで「Discord」と検索し、アプリをインストールしてください。どのデバイスでも数分で準備が整うはずです。

②アカウント作成と初期設定のやり方

アプリのインストールが完了したら、次にアカウントを作成します。アプリを起動すると表示される「登録」ボタンから、メールアドレス、ユーザー名、パスワード、生年月日を入力しましょう。入力したメールアドレスに認証用のメールが届くので、メール内の指示に従って認証を完了させればアカウント作成は完了です。

その後、アイコン画像の設定や、他のサービスとの連携などの初期設定も可能ですが、これらは後からでも変更できます。まずは基本情報だけ登録して、始めてみてください。

③スマホ版とPC(パソコン)版の違いは?

Discordは、スマホ版とPC版で基本的な機能に大きな違いはありません。どちらのデバイスからでも、チャットや通話、サーバーへの参加が可能です。ただし、PC版の方が画面が広く、サーバーの細かい設定や管理、Botの導入といった高度な操作はしやすいと言えるでしょう。

一方、スマホ版は場所を選ばずに手軽に使えるのが魅力です。普段はPCでじっくり使い、外出先ではスマホで通知を確認するなど、自分のライフスタイルに合わせて使い分けてみるのがおすすめです。

ディスコードの基本的な使い方!これを覚えればOK

アカウントの準備ができたら、いよいよDiscordの基本的な使い方をマスターしていきましょう。覚えるべきは「サーバー」「チャット」「フレンド」「画面共有」の4つです。

これさえ押さえておけば、友達とのコミュニケーションに困ることはありません。どれも簡単な操作で使える機能ばかりなので、心配は不要です。ここでは、それぞれの機能について一つずつ解説していきます。実際にアプリを操作しながら読み進めてみてください。

サーバーとは?参加、作成する方法

Discordにおける「サーバー」とは、友達や同じ趣味を持つ仲間が集まるコミュニティスペースのことです。既存の公開サーバーに参加するには、友達から送られてきた招待リンクをクリックするか、公開サーバーの一覧から探します。

自分でサーバーを新しく作るのも簡単で、画面左側の「+」ボタンから「サーバーを作成」を選び、名前を決めるだけです。自分のサーバーに友達を招待して、専用のチャットや通話の場所を作ってみましょう。

ボイスチャットとテキストチャットのやり方

サーバーに参加すると、その中に「テキストチャンネル」と「ボイスチャンネル」があります。テキストチャンネルは、LINEのような文字での会話を楽しむ場所です。チャンネル名をクリックして、メッセージを入力するだけでチャットに参加できます。

一方、ボイスチャンネルは通話をする場所です。チャンネル名をクリックするだけで、そのチャンネルに参加している人たちとすぐに会話を始められます。マイクのオン・オフ(ミュート)も簡単に切り替えられるので、気軽に利用してみましょう。

フレンド追加とダイレクトメッセージ(DM)

サーバーを介さずに特定の個人とだけ連絡を取りたい場合は、フレンド機能とダイレクトメッセージ(DM)が便利です。フレンドを追加するには、相手のユーザー名と「#」に続く4桁の数字(Discordタグ)を教えてもらい、フレンド追加画面で入力します。

相手が承認すればフレンドリストに追加されるでしょう。フレンドになれば、1対1のテキストチャットやボイスチャットがいつでもできるようになります。まずは一緒にゲームを遊ぶ友達をフレンド登録してみてください。

画面共有とGo Liveでゲーム配信もできる

Discordの強力な機能の一つが「画面共有」です。ボイスチャンネルに参加中、自分のPC画面や特定のアプリの画面を、通話相手に見せることができます。この機能を使えば、自分のゲームプレイをリアルタイムで友達に配信する(Go Live)といった使い方が可能です。

やり方が分からない操作を教えてもらったり、一緒に映画を見たりと、活用方法は無限大でしょう。ゲーム配信も特別な機材なしで手軽に始められるので、ぜひ挑戦してみてください。

ディスコードを導入するメリット

Discordを使うことで得られるメリットは多岐にわたります。特に以下の5点は、個人利用から公式活用まで幅広いシーンで強みとなっています。

  • 無料で高品質な通話・チャットが利用できる
  • コミュニティ運営に強い機能が揃っている
  • ゲームやアプリに不足している連絡機能を補える
  • 公式・企業アカウントの情報発信にも活用されている
  • マルチデバイス対応で場所を問わず使える

それぞれ詳しく見てみるとしましょう。

無料で高品質な通話やチャットが利用できる

Discordの最大の魅力は、無料でありながら高品質な音声通話やテキストチャットが利用できる点です。

音声の遅延が少なく、複数人で同時に会話してもクリアに聞き取れるのは大きな強みといえます。

さらに、ビデオ通話や画面共有といった機能も備わっており、リモート作業やオンラインイベントでも活躍します。追加料金が発生しないため、学生や個人利用でも気軽に導入できるのが特徴です。

コミュニティ運営に強い機能が揃っている

Discordにはサーバーやチャンネルといった仕組みがあり、グループやコミュニティの規模に応じた運営が可能です。

管理者はメンバーに役割(ロール)を付与し、アクセス権限を細かく設定できるため、混乱を防ぎながら効率的に情報共有を進められます。

これにより、大人数でのゲームクランや勉強会、ファンコミュニティまで、スムーズなコミュニケーション環境を整えることができます。

ゲームやアプリに不足している連絡機能を補える

一部のスマホゲームやアプリでは、プレイヤー同士が直接やり取りできるチャット機能が搭載されていないことがあります。

このような場合にDiscordを導入すれば、仲間と作戦を練ったり情報交換をしたりといった連携が容易になります。これにより、チャット機能のないゲームでも仲間とDiscordを通じて連絡を取り合い、より快適にプレイできるようになります。

このように、ゲーム体験を向上させる補完的ツールとしても有効です。

マルチデバイス対応で場所を問わず使える

DiscordはPC・スマートフォン・タブレットといった複数のデバイスに対応しており、どこからでもアクセス可能です。

アプリ版とブラウザ版の両方が用意されているため、環境に応じた使い分けができます。例えば、外出先ではスマホで通知を受け取り、自宅ではPCで通話や資料共有を行うといった柔軟な利用が可能です。

シームレスに切り替えられる利便性が、多くのユーザーから支持される理由の一つとなっています。

公式や企業アカウントの情報発信にも活用されている

近年では、ゲームやアプリ運営会社、さらには企業が公式のDiscordサーバーを開設する事例が増えています。

ユーザーはサーバーに参加することで最新情報を受け取れるだけでなく、開発者や運営スタッフと直接交流できるケースもあります。

これにより、公式からの発表がより迅速に伝わり、ユーザー同士の意見交換も活発化します。情報収集の効率を高めるうえでも、Discordの導入は大きなメリットといえるでしょう。

ディスコードはビジネスでも活躍中!企業での導入事例

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ディスコードはもはやゲーマー専用のツールではなく、企業・ブランド・教育機関など幅広い分野で活用が進んでいます。ここでは、実際にディスコードを導入・活用している代表的な企業を紹介します。

  • DeNA(ゲーム開発・社内コミュニケーション)
  • カヤック(クリエイティブチームの社内交流)
  • Cygames(開発チームでの情報共有)

それぞれどのように活用されているのか、紹介していきましょう。

DeNA(ゲーム開発、社内コミュニケーション)

DeNAでは、エンジニア向け技術イベント「DeNA TechCon」にて、ディスコードを活用したコミュニケーション施策を実施しています。

イベント参加者同士がリアルタイムで意見交換できるよう、専用のDiscordサーバーを設け、登壇者への質問や技術交流がスムーズに行える環境を構築しました。

このように、ディスコードは社外コミュニティや開発チーム内でのナレッジ共有にも役立っています。DeNAのようにゲーム開発を行う企業では、SlackやTeamsよりも柔軟なボイスチャンネル機能が重宝される傾向があります。

参照:リアル x オンラインで参加者を繋ぐ。DeNA TechCon 2024の初ハイブリッド開催への挑戦

カヤック(クリエイティブチームの社内交流)

ユニークな企業文化で知られるカヤックでも、社内外の開発イベントにおいてディスコードを利用した事例が確認されています。

同社のエンジニアブログによると、社内ISUCON(インフラ性能コンテスト)では、開発メンバー同士の情報共有や進捗報告の場としてDiscordを導入。

ボイスチャットを活用しながらチームでリアルタイムに連携を取るなど、同ツールの軽快な通信性と手軽さを評価しています。オンラインでも「わいわい」した社風を保てる点が、カヤックの開発現場にマッチしているようです。

参照:面白法人カヤック・2022年、カヤックは ISUCON 12の出題を担当しています

Cygames(開発チームでの情報共有)

Cygamesでは、社内だけでなくファンコミュニティや大会運営など、幅広い場面でディスコードを活用しています。

自社が主催する格闘ゲーム大会「GBVS Cygames Cup」では、参加者との連絡や運営チーム間の連携手段として公式Discordサーバーを設置。

大会中の進行共有やトラブル対応など、迅速なコミュニケーションを可能にしています。

このような活用例は、ディスコードがゲームを中心とした交流プラットフォームとして企業にも浸透している証拠といえます。

参照:GBVS Cygames Cup Special 2022

ディスコードでコミュニティ運営している企業

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ディスコードは今や、企業がファンや顧客と直接つながるコミュニティ運営ツールとしても注目されています。

ゲーム会社はもちろん、時計メーカーやカフェチェーン、Web3系の企業まで、多様な業界がDiscord上で公式コミュニティを展開しています。

ここでは、実際にディスコードを使ってコミュニティを形成している代表的な企業を紹介します。

  • コナミ
  • カシオ
  • SBIデジタルコミュニティ
  • スターバックス
  • 株式会社V(VRChat運営会社)

それぞれどのようなコミュニティ運営を行っているのか、詳しく見てみるとしましょう。

コナミ

コナミは、自社の人気タイトル「遊戯王マスターデュエル」「ボンバーガール」などのファンとつながるために、Discord上で公式サーバーを運営しています。

ここではプレイヤー同士の戦略共有や最新イベント情報の交換が活発に行われており、グローバルなファン同士がリアルタイムで交流できる場として機能しています。

特に「遊戯王」関連のサーバーは数万人規模に達しており、プレイヤーの声を反映したイベント企画も展開。こうしたファンコミュニティ運営は、ブランドの熱量を高めるマーケティングの一環としても高く評価されています。

参照:コナミ・リモートデュエルをもっと便利に ~遊戯王Discord公式サーバー開設~

カシオ

カシオ計算機株式会社は、G-SHOCKや電子楽器シリーズなど、プロダクトを軸としたファンコミュニティをDiscordで展開しています。

特に海外市場向けには「G-SHOCK Creators Community」や「Casio Music Gear Community」などを運営し、製品のカスタマイズ情報やコラボキャンペーンの共有を行っています。

従来のSNSと異なり、ファン同士が双方向にやりとりできることから、ブランドとユーザーの距離を縮める場として効果的に機能。新製品開発時の意見収集など、マーケティングにも活かされています。

参照:CASIO・VIRTUAL G-SHOCK(VG) | G-SHOCK 腕時計 – CASIO

SBIデジタルコミュニティ

SBIグループが運営する「SBIデジタルコミュニティ」は、ブロックチェーンやWeb3分野の情報共有を目的としたDiscordサーバーです。

金融業界としては珍しく、個人投資家やエンジニアが自由に意見交換できる場を提供。セミナー情報やプロジェクト進捗を発信しながら、参加者からの質問にもリアルタイムで対応しています。

SBIがディスコードを採用した背景には、“従来のメルマガやフォーラムよりも開かれたコミュニティを作る”という狙いがあります。このようなWeb3時代の新しい顧客接点として、今後の発展が期待されています。

参照:SBIホールディングス・SBIデジタルコミュニティー株式会社設立のお知らせ

スターバックス

スターバックスは、米国発のWeb3プロジェクト「Starbucks Odyssey」を通じて、NFT保有者限定のDiscordコミュニティを運営しています。

このサーバーでは、会員同士がブランド体験を共有したり、限定キャンペーン情報を受け取ったりと、まさに「ファンが育てるブランド空間」として機能。リアル店舗のロイヤルティプログラムと連動しており、デジタルとリアルをつなぐ革新的なマーケティング事例として注目されています。

スターバックスがディスコードを採用したことで、若年層のブランド関与度が大きく向上しました。

参考:SBUX Hub

株式会社V(VRChat運営会社)

VRChatを運営する米国企業・株式会社V(VRChat Inc.)は、世界最大級のDiscordコミュニティを運営しています。

公式サーバーには数十万人規模のユーザーが参加し、イベント告知やアップデート情報の共有、ユーザー同士の創作交流などが日常的に行われています。

VRChatは仮想空間SNSとしての性質上、ユーザーコミュニティの活発さがプロダクト価値に直結しており、Discordがその中核を担っています。

公式スタッフも定期的に参加者と交流するなど、開発者とユーザーが共創する場として運用されているのが特徴です。

参考:VRC-JP

企業がディスコードを活用、運用する理由

ディスコードは、単なるチャットアプリを超えたコミュニティプラットフォームとして注目されています。

ゲーム業界だけでなく、金融・ファッション・教育など幅広い分野で採用が進む背景には、柔軟な機能性とユーザーとの距離を縮める仕組みがあります。ここでは、多くの企業がディスコードを選ぶ主な理由を整理します。

  • 無料で始められる高機能ツール
  • リアルタイム性と参加型コミュニティの構築
  • カスタマイズ性とBot運用による拡張力
  • ブランドエンゲージメントを高める双方向性

それぞれ詳しく解説していきましょう。

無料で始められる高機能ツール

ディスコードの最大の魅力は、基本的な通話・チャット・画面共有などの機能を無料で利用できる点です。

SlackやTeamsのように利用人数やチャンネル数で制限がかかることもなく、誰でもすぐにサーバーを立ち上げられます。

さらに、音声品質が高く、映像配信にも対応しているため、社内ミーティングからイベント運営まで幅広く活用可能。費用をかけずに試せる柔軟さが、多くの企業の導入ハードルを下げています。

特にスタートアップや学生団体では、初期投資ゼロでコミュニティを作れる点が評価されています。

リアルタイム性と参加型コミュニティの構築

ディスコードが企業に支持される理由の一つが、リアルタイムで双方向のやりとりが可能なことです。

ボイスチャンネルを使えば、同時に数十人が会話でき、ユーザーからの反応を即座に受け取ることができます。

ファンとの交流やカスタマーサポート、オンラインイベントなど、距離のない関係づくりを実現できるのが特徴です。

また、企業側が情報を一方的に発信するのではなく、ユーザー同士のつながりを生む「参加型コミュニティ」を構築できる点も大きな魅力。ブランドのファンベース形成において、ディスコードは今後さらに欠かせない存在となるでしょう。

カスタマイズ性とBot運用による拡張力

ディスコードは高いカスタマイズ性を持ち、APIを利用して独自のBot(自動化ツール)を導入できます。これにより、企業は問い合わせ対応やメンバー認証、イベント告知などの作業を自動化し、効率的な運用が可能です。

さらに、チャンネル構成を自由に設定できるため、部門別・テーマ別の運営にも最適。こうした柔軟性が、ゲーム会社やWeb3企業だけでなく、教育・IT・エンタメ業界でも導入を後押ししています。

オリジナルBotを活用すれば、ブランド固有の世界観を反映した“唯一無二のサーバー体験”を提供できるのも魅力です。

ブランドエンゲージメントを高める双方向性

従来のSNSでは「企業が発信・ユーザーが受け取る」という一方通行の関係でしたが、ディスコードではその構図が逆転します。

ユーザーが主体的に動き、企業がそこに参加するというコミュニティ文化が形成されているため、ブランドへの愛着や信頼感が深まりやすいのです。

企業はファンの意見を直接拾い上げ、製品開発やマーケティング施策に反映させることも可能。スターバックスやコナミなどがディスコードを通じてファンとの交流を強化しているのは、このような双方向性がもたらす価値を理解しているからです。

今後も「企業×コミュニティ」の成功例はさらに増えるでしょう。

【応用編】ディスコードサーバーの立て方と設定

Discordの基本操作に慣れてきたら、次は自分だけのサーバーをより快適な空間にするための設定に挑戦してみましょう。ここでは、サーバーを自分で立てて、メンバーが使いやすいように管理する方法を解説します。

チャンネルを整理したり、「ロール」という機能でメンバーの権限を管理したりすることで、大人数のコミュニティでも円滑な運営が可能です。少し難しく感じるかもしれませんが、一つずつ設定すれば大丈夫です。あなたの理想のコミュニティ作りを始めてみましょう。

サーバー作成の基本手順

サーバーの作成は、画面左側のサーバーリストにある「+」アイコンをタップし、「オリジナルの作成」を選ぶことから始まります。次に、サーバーの目的(ゲーム、友人、コミュニティなど)を選択し、サーバー名とアイコン画像を設定すれば、基本的なサーバーは完成です。

作成直後は、テキストチャンネルとボイスチャンネルが一つずつあるだけのシンプルな状態でしょう。ここに、これから解説する方法でチャンネルを追加したり、ルールを設定したりして、自分だけのサーバーを育てていきましょう。

ロール(役割)を設定して権限を管理

「ロール」とは、サーバーに参加しているメンバーに「管理者」「メンバー」「初心者」といった役割を与え、その役割ごとに権限を設定できる機能です。例えば、「管理者」ロールにはメッセージの削除やメンバーの追放権限を与え、「メンバー」ロールには発言のみを許可する、といった細かい設定ができます。

これにより、サーバーの秩序を保ち、荒らし対策にもなるでしょう。サーバー設定の「ロール」タブから新しいロールを作成し、色や権限をカスタマイズしてみてください。

テキスト、ボイスチャンネルの作り方

サーバー内の話題を整理するために、チャンネルを複数作成しましょう。例えば「雑談」「攻略情報」「自己紹介」のように、目的ごとにテキストチャンネルを分けることで、情報が見つけやすくなります。

ボイスチャンネルも同様に、「ゲームA用」「作業用」のように分けることで、利用者が目的の通話にスムーズに参加できます。チャンネルリストの横にある「+」ボタンから、チャンネルの種類(テキストかボイスか)と名前を入力するだけで、簡単に新しいチャンネルを追加することが可能です。

ゲーマー必須!ディスコードを使いこなす便利機能

Discordには、基本的な使い方以外にも、さらに快適に使いこなすための便利な機能がたくさんあります。特にゲーマーにとって、コミュニケーションの質を上げる機能は知っておいて損はありません。

ここでは、サーバーを自動化できる「Bot」の導入方法や、通話音質を上げるコツ、そしてよりリッチな体験ができる有料プラン「Nitro」について解説します。これらの機能を活用して、あなたのDiscordライフをワンランクアップさせてみましょう。

Bot(ボット)導入でサーバーを便利に自動化

「Bot(ボット)」とは、Discordサーバーに様々な便利機能を追加できるプログラムのことです。例えば、新しいメンバーが参加した時に自動で挨拶メッセージを送るBotや、BGMをボイスチャンネルに流せる音楽Botなど、その種類は無数にあります。

Botを導入することで、サーバーの管理を自動化したり、エンタメ機能を追加したりできるでしょう。導入方法は、Botを配布しているウェブサイトから、自分のサーバーに追加するだけです。まずは定番のBotから試してみてはいかがでしょうか。

ノイズ抑制など高音質な通話のコツ

Discordは標準でも音質が良いですが、設定を見直すことでさらにクリアな音声で通話できます。特に便利なのが「ノイズ抑制」機能です。これをオンにすると、キーボードの打鍵音やエアコンの音といった、マイクが拾ってしまう環境音を自動でカットしてくれます。

設定画面の「音声・ビデオ」タブから簡単に有効化できるので、ぜひ試してみてください。また、入力感度を調整して、話している時だけマイクが反応するように設定することも、快適な通話のコツと言えるでしょう。

有料プラン「Nitro」で何が変わる?

Discordの有料プラン「Nitro」に加入すると、無料版にはない特典が利用できます。最も大きな違いは、アップロードできるファイルのサイズ上限が大きくなることや、より高画質(1080p以上)での画面共有が可能になる点です。

また、他のサーバーのカスタム絵文字をどこでも使えるようになったり、プロフィールをカスタマイズできたりと、コミュニケーションをより楽しむための機能が解放されます。必須ではありませんが、Discordをヘビーに使いたい人は検討してみても良いかもしれません。

ゲーム別!ディスコード活用法

eスポーツの専門学校とは?学べることや学費などを徹底解説!

「Discordはジャンルを問わず多くのゲームで活用されています。特に人気タイトルでは、連携や情報共有に欠かせない存在となっているのです。ここでは代表的な5つのゲームを例に、具体的な活用法を紹介します。」

APEX LEGENDS

バトルロイヤル形式のAPEXでは、敵の位置報告や移動ルートの相談といった迅速な連携が勝敗を左右します。

Discordを利用すれば、野良マッチでは得られないスムーズなコミュニケーションが可能になり、固定メンバーとの勝率アップにもつながります。

APEX LEGENDS公式ホームページ

VALORANT

戦略性の高い5vs5のFPSであるVALORANTは、スキル発動のタイミングや作戦共有が不可欠です。ゲーム内VCよりも安定した音質と柔軟なチャンネル管理ができるDiscordは、チーム練習や大会出場に欠かせないツールとして定着しています。

VALORANT公式ホームページ

FORTNITE

フォートナイトはバトルロイヤルだけでなくクリエイティブモードも人気です。Discordを使えば、建築テクニックの情報交換やイベント情報の告知が効率的に行えます。大会や配信コミュニティの運営にも適しており、ファン同士の交流の場としても機能しています。

FORTNITE公式ホームページ

原神(Genshin Impact)

ソロプレイが主体の原神ですが、キャラ育成やボス攻略の情報共有をDiscordで行うプレイヤーが多くいます。マルチプレイの仲間募集やイベント攻略の相談にも活用でき、効率的に進めたいユーザーには心強いサポートとなります。

原神(Genshin Impact)公式ホームページ

Minecraft

サーバーを立てて遊ぶことが多いMinecraftでは、Discordがサーバー管理者とプレイヤーの連絡手段として機能します。建築プロジェクトの進捗共有やイベント運営など、大規模コミュニティ作りにも最適です。学生や社会人のグループ活動にもよく利用されています。

Minecraft公式ホームページ

ディスコードの危険性は?安全に使うための設定

Discordは便利なツールですが、インターネット上のサービスである以上、使い方を間違えると危険が伴う可能性もあります。知らない人から悪意のあるメッセージが届いたり、個人情報が漏れてしまったりするリスクはゼロではありません。

しかし、Discordにはプライバシーを守るための設定がしっかりと用意されています。ここでは、Discordを安全に楽しむために、必ず行っておきたい設定や注意点を解説します。自分や大切な人を守るために、しっかりと確認しておきましょう。

知らない人からのDMを防ぐプライバシー設定

知らないアカウントから、一方的にダイレクトメッセージ(DM)が送られてくるのを防ぐ設定は必ず行いましょう。設定画面の「プライバシー・安全」タブにある「サーバーにいるメンバーからのダイレクトメッセージを許可する」という項目をオフにすることをおすすめします。

これをオフにすると、フレンドになっていない人や、同じサーバーにいても自分が許可していない人からのDMを自動でブロックしてくれます。不審なメッセージを受け取るリスクを減らすために、最初に設定しておきたい項目です。

怪しいサーバーやリンクに注意!

Discord内外で、見知らぬ人から怪しいサーバーへの招待リンクや、URLリンクが送られてくることがあります。これらの中には、ウイルスに感染させたり、個人情報を盗み取ったりすることを目的とした悪質なものが存在するかもしれません。

「限定アイテムをプレゼント」のような甘い言葉で誘われても、安易にクリックしないようにしましょう。信頼できる友達から送られてきたリンク以外は、基本的に無視するのが安全です。少しでも怪しいと感じたら、触らない勇気を持ってください。

保護者向け!子供の利用で気をつけること

お子さんがDiscordを利用する際は、保護者の方が利用状況を把握し、安全な使い方を一緒に学ぶことが大切です。まずは、知らない人からのDMをブロックするプライバシー設定を必ず行いましょう。

また、どのようなサーバーに参加しているのか、どのような人とコミュニケーションを取っているのかを定期的に確認することも重要です。公開サーバーには様々な人がいることを教え、個人情報(本名、住所、学校名など)を安易に教えないよう、親子でルールを決めておくことをおすすめします。

よくある質問|ディスコードとは何かをさらに深掘り!

Discordについては基本的な概要や使い方を解説してきましたが、実際に利用を検討している人にとっては細かな疑問も残るものです。ここでは、初心者からよく寄せられる質問を取り上げ、分かりやすく回答します。

Q1:Discordは無料で使えるの?

A1:基本的な音声通話・テキストチャット・ビデオ通話などはすべて無料で利用できます。有料プランの「Discord Nitro」に加入すると、ファイル送信容量の拡大やカスタム絵文字など、より便利な機能が追加されます。

Q2:Discordは何歳から使えるの?

A2:利用規約で13歳以上(国によっては16歳以上)からの利用が定められています。年齢制限を守らないとアカウント停止の対象となるため、未成年は特に注意が必要です。

Q3:ゲーム以外にも使えるの?

A3:はい。最近ではビジネスや教育現場でも活用されています。リモート授業、勉強会、オンラインサークルなど幅広い用途に対応しており、単なるゲーマー向けツールにとどまりません。

Q4:Discordは安全に使えるの?

A4:基本的には安全ですが、公開サーバーに参加する際は注意が必要です。知らないユーザーからのDMを制限する設定や、二段階認証を有効にしておくことでセキュリティを強化できます。

Q5:スマホとPCで機能は同じ?

A5:音声通話やテキストチャットなど主要機能は同じですが、細かい設定や画面共有の快適さはPC版の方が優れています。用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

ディスコードを活用しながらゲームを上達させたい方はアフラスの無料体験へ!

Discord(ディスコード)とは、ゲーマーをはじめ多くの人が利用する、高機能な無料コミュニケーションツールです。利用するには、公式サイトやアプリストアからダウンロードし、アカウントを作成する必要があります。テキストチャットや高品質なボイスチャットが特徴で、使い方を間違えなければ安全に利用できます。サーバーに知らない人からのDMをブロックする設定をしていない場合、プライバシー設定を見直すことで、より安全に使えるでしょう。

Discordで仲間と連携するだけでなく、ゲームそのものの上達を目指したい人は、eスポーツスクールのAFRAS(アフラス)でコーチングを受けるのがおすすめです。AFRASでは、プロのコーチがゲームの専門的な技術はもちろん、チームで勝つためのコミュニケーション方法も教えてくれます。Discord仲間ともっと強くなりたい人は、ぜひAFRASをチェックしてみてください。