2024年に創設されたApex Legendsの新リーグ「BLGS」。シリーズ1年目を無事に終えたものの、まだまだ知名度は低く初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。
この記事ではBLGSがどのような大会なのか分かりやすく解説します。合わせて、参加資格や大会の概要、賞金、結果など、読者の皆さんが気になるポイントについても情報をお届けします。
Apex Legendsファンの方はぜひ、最後までチェックしてみてください。
この記事のコンテンツ
BLGSとは

BLGSとは、2024年に創設されたApex Legendsのオープントーナメント大会です。Apex Legendsの世界大会と言えばALGS(Apex Legends Global Series)が有名ですが、BLGSはALGSのリーグが終了後、チャンピオンシップが開催されるまでの間に行われるカジュアルトーナメントと言えるでしょう。
BLGSでの成績は、ALGSに反映されることはありませんが、ALGSの各エリアでチャンピオンシップへの挑戦権を得たチームにとっては絶対に負けられない前哨戦のようなものです。
BLGSの正式名称は?
Apex Legends最高峰の世界大会と言えばALGSです。Apex Legends Global Seriesの略称で広く知られています。
一方、BLGSの正式名称はインターネット上で調べてみても詳しい情報が見つからないのが現状です。もともと、BLGSの主催者はアメリカのプロeスポーツチームに在籍するストリーマー・Nice Wigg(ナイスウィグ)氏と、同じくeスポーツキャスター兼ストリーマーとして活躍するGreek(グリーク)氏だと言われています。
実はこの2人、ALGSではお馴染みのコンビで、ハイテンションな解説に定評がありマスコットキャラクターのように親しまれている人物でもあります。ちなみに、2人とも元プロeスポーツ選手であり、Apex Legendsで国際大会に参加した経験を持っています。
ALGSなどの大規模な大会を配信する際、エレクトロニック・アーツではメインストリームと呼ばれるチャンネルで配信を行います。一方、Nice Wigg氏とGreek氏がキャスターとして配信するBストリームはいわばエレクトロニック・アーツが運営するサブチャンネルです。
しかし、2人の掛け合いに人気が集まり、今やメインストリームに迫る人気を博し、Apex Legendsファンから支持されています。そんな2人が主催するからこそ「Bストリーム」から「B」をとって、「BLGS」と命名されているのではないかと、ファンの間では囁かれています。
ALGSとの違い
BLGSとALGSは、細かい規定や大会の進行など、さまざまな点が異なりますが、最も大きな違いはBLGSにチャンピオンシップが存在しないことです。
あくまで世界を4エリアに分けたエリア優勝チームを決めるだけで、各エリアの代表が争うチャンピオンシップは行いません。
ALGS前に行うということもあり、ALGSをより盛り上げるためのイベントとして行われているという見方もされています。
BLGSの概要

続いては、BLGSがどのように行われる大会なのか、形式や参加資格、ルール、賞金などを解説します。
BLGSの大会形式
BLGSは世界を4エリアに分けて開催されます。ALGS同様、America、EMEA、APAC -NORTH、APAC-SOUTHに分けられています。
各エリアではQualifierとして予選を行い、各エリア上位20チームがエリア決勝戦であるリュージョンファイナルに進出します。
BLGSの参加資格
BLGSはプロ・アマチュア問わず参加できる大会です。参加資格はプレイヤーレベル50以上と定められています。
基本的なルールはALGSと同様に行われるので、3人1組でのエントリーが必要です。オンライン大会のため、国内から参加可能です。
BLGSの使用マップ
BLGSでは、ALGSと異なり使用マップの数が大きく変わります。ALGSでは5つのマップのなかから採用されるマップが選ばれていましたが、BLGSではマップ数が6つに増えているのが特徴です。
BLGSで採用されたマップは以下のとおりです。
- キングスキャニオン
- ブロークンムーン
- オリンパス
- E-ディストリクト
- ワールドエッジ
- ストームポイント
6マップ中、週ごとに4マップが選ばれますがワールドエッジ、E-ディストリクト、ストームポイントは毎回選出されることになっています。さらに残り1枠が1週ごとに変化していくため4週間に渡って行われるQualifierの予定は以下のとおりです。
1週目 | ワールドエッジ、E-ディストリクト、ストームポイント、キングスキャニオン |
2週目 | ワールドエッジ、E-ディストリクト、ストームポイント、オリンパス |
3週目 | ワールドエッジ、E-ディストリクト、ストームポイント、ブロークンムーン |
4週目 | ワールドエッジ、E-ディストリクト、ストームポイント、ブロークンムーン |
BLGSの賞金
BLGSでは、賞金が総額40万ドル(約5,900万円)用意されます。これらの賞金が4つのエリアに10万ドルずつ分けられます。
つまり、エリア大会の賞金総額が10万円(約1,500万円)ということです。賞金は上位10チームまでが受け取れます。
BLGSリュージョンファイナル2024の内容

BLGSについて理解してきたところで、2024年12月14日に開催されたリュージョンファイナルについてみていきましょう。
BLGSリュージョンファイナルの日程
BLGSの決勝戦にあたるリュ―ジョンファイナルは、以下の日程で行われました。
APAC NORTH | 2024年12月14日 12:00~ |
Americas | 2024年12月15日 3:00~ |
EMEA | 2024年12月15日 6:00~ |
APAC SOUTH | 2024年12月15日 12:00~ |
BLGSリュ―ジョンファイナルでは準々決勝、準決勝、決勝で計6試合行われます。
BLGSリュージョンファイナルの使用マップ
BLGSリュージョンファイナルの使用マップは以下のとおりです。
- ワールドエッジ
- ストームポイント
- E-ディストリクト
BLGSリュージョンファイナル進出チーム
各エリアでの激闘を繰り広げ上位20チームがリュ―ジョンファイナルに進出しました。
America
Americaエリアからのリュ―ジョンファイナル進出は以下の20チームです。
Cloud9 | FURIA | LIQUID ALIENWARE | Shopify Rebellion | TSM |
Complexity | Gods Among Men | NRG | STALLIONS | Vietus.pro |
Envy | Leave No Witness | Obilivion | Thuggets | Virtue |
Falcons | LG | Purple Slushee | Tripods | 100 Thieves |
EMEA
EMEAエリアからのリュ―ジョンファイナル進出は以下の20チームです。
Alliance | DANISH | Go Next | Nephilim | Stay Healthy |
Atlas | Exo Clan | GOLEM | Ninjas | The Full English |
AURORA | FaZe Clan | Mind | Orgles And Hungry | VCGO |
BRG | Forbidden | Nemesis | SJP2 | Zero Tenacity |
APAC-SOUTH
APAC-SOUTHエリアからのリュ―ジョンファイナル進出は以下の20チームです。
BearClaw Gaming | HarD | MKERS | Super nova | Veneno |
disduised | HEROEZ | Remarkable Team | Team Burger | VK GAMING |
DreamFire | Kill Devil | Shadow 3690 | TRUE | WAIBO GAMING |
GUILD | Lonely let gone | SOURCE XNY | Vcan | WM Fire Bird |
APAC -NORTH
APAC -NORTHエリアからのリュ―ジョンファイナル進出は以下の20チームです。
BAKEMON | FNATIC | ICU | RRX | NOEZ FOXX |
BIGハンギョドンブラザーズ2 | FUNNY LOCO | Meteor AG | Team Potato | RED Rams |
CRAZY RACCOON | GHS Professional | Minion‘s | VAG | Nortex Wolf |
ENTER FORCE.36 | GO恭子.久美子.留美子! | RIDDLE ORDER | REJECT WINNITY | WoW |
BLGSリュージョンファイナルの結果

激闘を繰り広げた末、各4チームが初代BLGS王者の栄冠を勝ち取りました。
America | LIQID ALIENWARE |
EMEA | DANISH |
APAC-SOUT | WEIBO GAMIMNG |
APAC -NORTH | CRAZY RACCOON |
各チームには優勝賞金として4万ドルが授与されました。
各リーグの2~5位は以下のとおりです。
America | EAEM | APAC-SOUTH | APAC-NORTH | |
2位 | Loan Shark | Alliance | HEROEZ | Meteor AG |
3位 | TSM | Forbidden | GUILD | FNATIC |
4位 | FURIA | AURORA | lonely let gone | FUNNY LOGO |
5位 | Moist Esports | Nephilim | MKERS | BAKEMON |
リュージョンファイナル進出チームには、数カ月後に控えたALGSチャンピオンシップ出場チームも多く、正に前哨戦として各チーム負けられない戦いが続きました。特に日本人が在籍するチームとして国内から注目されていたCRAZY RACCOONの優勝には多くの人が歓喜の声を上げたことでしょう。
BLGSは誰でもチャレンジ可能!世界に挑戦してみては?
Apex Legendsの新タイトルトーナメント・BLGSは、陽気でハイテンションな解説配信が特徴的なカジュアル大会です。
レベル50を超えていればオンライン開催で世界中の誰でも参加可能なので、ぜひとも挑戦してみてはいかがでしょうか?世界で活躍するプロ選手と対戦できる可能性もあるため、Apex Legendsのプレイヤーとして成長したいと考えている人にもおすすめです。
大会に参加するからには良い成績を残したいと考えている人は、ゲーミングスクールでプロ講師からスキルと戦略を学んでみてはいかがでしょうか。AFRAS(アフラス)では、プロ講師によるマンツーマン指導で、あなたの苦手を分析・改善し、よりレベルの高いプレイヤーへの成長を促します。BLGSに最高の状態で挑戦してみたいと考えている人は、ぜひAFRASをチェックしてみてください。