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名古屋本山校のブログ

【VALORANT】アストラを始めよう!初心者でも分かるアストラの基本と立ち回り

こんにちは!eスポーツスクールAFRAS(アフラス)名古屋本山校です!

最近マップローテに追加された『パール』においてコントローラー枠では必須級となるアストラ

「宇宙の力を操るコントローラー、アストラ。どんな動きをすればいいの?」

「スターの置き方がわからない…」

「アビリティの使い方が難しい…」

そんなアストラ初心者の方へ向けて、基本的な立ち回りから解説していきます。

アストラってどんなエージェント?

ガーナ出身のアストラは、宇宙のエネルギーを操る特殊なコントローラーです。他のエージェントとは大きく異なり、アストラルフォームと呼ばれる特殊な視点でマップ全体を俯瞰しながら戦うことができます。この独特な戦い方は、初めは戸惑うかもしれませんが、チームの勝利に大きく貢献できる可能性を秘めています。

アストラの最大の特徴は、マップのどこにでもアビリティを置けること。これは味方のサポートや敵の妨害において、非常に大きなアドバンテージとなります。一方で、アストラルフォームに入っている間は自身の周りで起きていることがわからないため、タイミングの見極めが重要になってきます。

スターを理解しよう

アストラの基本となるのが「スター」というアビリティです。ラウンド開始時に最大で5個所持しており、これらを起点として様々な効果を生み出すことができます。初心者の方がまず覚えるべきは、このスターの特性です。

スターは一度設置しても回収が可能で、15秒のクールダウン後に再利用できます。つまり、最初に置いた場所が適切でないと感じたら、ためらわずに回収して別の場所に置き直すことができるのです。この柔軟性こそが、アストラの強みの一つと言えるでしょう。

アビリティの深い理解

ノヴァパルス:敵の動きを読む技術

ノヴァパルスは、設置したスターを爆発させて敵をスタン上端にさせるアビリティです。単純な性能だけを見ると「敵を見つけたら発動させればいい」と思えるかもしれません。しかし、実際の使用では、もっと戦略的な思考が必要になります。

例えば、バインドのフッカーでよく使われるテクニックをご紹介しましょう。敵がショートからロングに抜けようとする際、角を曲がるタイミングを予測してノヴァパルスを発動させます。このとき重要なのは、発動までの遅延を考慮すること。敵が角を曲がる1秒ほど前に発動させることで、高い確率でスタン効果を与えることができます。

ネビュラ:戦況を変えるスモークの使い方

ネビュラは視界を遮るスモークを発生させるアビリティです。しかし、単に視界を遮るだけでなく、その使い方次第でラウンドの流れを大きく変えることができます。

例えば、アセントのAサイトを攻める際の使い方を見てみましょう。ヘブンとCTに同時にネビュラを展開することで、守備側の視界を大きく制限できます。さらに、これらのスモークは15秒間持続するため、サイト制圧後のポストプラント状況でも有効活用できます。また事前にスターを設置していいれば二つのスモークをほぼタイムラグなしで展開することができるのも強みです。

グラビティウェル:空間を支配する力

グラビティウェルは、周囲のプレイヤーを中心に引き寄せる効果を持つアビリティです。一見シンプルな効果ですが、使い方次第で非常に強力な武器となります。

例えば、スパイクプラント後の防衛に使用する場合。スパイク付近にグラビティウェルを設置することで、解除を試みる敵を引き寄せ、チームメイトの射線に誘導することができます。また、敵のラッシュを止める際にも効果的です。敵が突っ込んでくるタイミングでグラビティウェルを発動させれば、その勢いを大きく削ぐことができます。

ただし、味方も影響を受けることを忘れないでください。チームの動きを妨げないよう、コミュニケーションを取りながら使用することが大切です。

実践的な立ち回り

防衛側での効果的な戦い方

防衛側でのアストラは、事前準備が非常に重要です。ラウンド開始時、まず考えるべきは「どこを守るか」ではなく「どこを把握するか」です。例えば、スプリットのBサイトを守る場合、ガレージとメインの両方に注意を払う必要があります。

この場合、まずガレージ入り口とメイン入り口にスターを一つずつ設置します。ただし、すぐにアビリティとして使用するわけではありません。敵の足音や味方からの情報を待ち、適切なタイミングで使用することが重要です。例えば、ガレージから足音が聞こえた場合、即座にネビュラを展開して視界を遮り、チームメイトのローテートを待ちます。

攻撃側での効果的なサポート

攻撃側のアストラは、チームのプレイメイクをサポートする立場となります。ただし、ここで多くの初心者が陥りやすい罠があります。それは「準備に時間がかかりすぎる」ということです。

確かに、アストラルフォームで完璧なセットアップを目指したくなる気持ちはわかります。しかし、実際の試合では、素早い判断と実行が求められます。例えば、ヘイブンのCサイトを攻める際、ロングとガレージにスターを置き、チームメイトのエントリーに合わせてネビュラを展開する。この一連の動作を1決められた時間内で完了できるよう練習することが重要です。

上達への道のり

アストラの上達には、大きく分けて三つのステップがあります。

まず、「マップ知識の習得」です。各マップの主要なポイントを覚え、どこにスターを置くべきかの選択肢を増やしていきます。これは、カスタムゲームで一人で練習することで効率的に身につけることができます。

次に「アビリティの最適化」です。各アビリティをより効果的に使用できるよう、実戦での経験を積みます。特に、タイミングの見極めは重要です。例えば、ノヴァパルスの遅延を考慮した起動タイミングや、ネビュラの持続時間を意識した展開など、細かな点に注目して練習しましょう。

最後に「チーム連携の向上」です。アストラは、チームメイトの動きを理解し、それをサポートできて初めて真価を発揮します。味方のエントリーのタイミングに合わせたアビリティの使用や、ローテート時の適切なサポートなど、チームプレイを意識した練習が必要です。

まとめ

アストラは確かに難しいエージェントです。しかし、基本をしっかりと理解し、段階的に練習を重ねることで、必ず上達への道は開けます。

重要なのは、一つ一つのアビリティの使い方を丁寧に学び、実践していくこと。そして、失敗を恐れずに様々なことにチャレンジすることです。時には思い切った判断が、チームの勝利につながることもあります。

アストラの真髄は、マップ全体を見渡しながら、チームの勝利に貢献できる可能性を見出すことにあります。この記事で紹介した基本を踏まえつつ、自分なりのプレイスタイルを確立していってください。

【編集部より】 当スクール(教室)ではVALORANTの個別指導も行っています。アストラの使い方やその他のエージェントについて、プロコーチによる直接指導をご希望の方は、ぜひお問い合わせください。