「当たる人の設定には“型”がある」。
こんにちは!eスポーツスクールAFRAS(アフラス)本山校です!
本ガイドは、上位帯の共通項をベースに、あなた用の感度(マウス設定)とクロスヘア(照準)を1日で形にして、2週間で固めるための手順書です。なるべく日本語で表記し、短く・具体・再現可能を意識しています。
1. まず結論:VALORANTの“当たる”設定の土台
- 感度は「低〜中」寄りが主流
- 目安:実効感度(DPI×ゲーム内感度)= 200〜320
- 例:DPI 800 × ゲーム内0.25〜0.40
- 振り向き距離(360度に必要な手の移動距離)= 35〜50cmが安定帯
- クロスヘアは“細く・小さく・動かない”
- 輪郭うすくON/センターの隙間は2〜3/線の長さ3〜4/太さ2前後
- 動的連動(反動で広がる表示)はOFF(情報過多を防ぐ)
ねらい:VALORANTは短い停止→頭上でクリックのゲーム。
小さめの手の動きでも止めやすい低〜中感度+見やすい小型クロスヘアが噛み合います。
2. あなたに合う“感度”を決める3ステップ
ステップ1|基準を1本決める(10分)
- DPI(マウス側):800(標準)または1600(高精細)
- ゲーム内感度:まず0.30に設定
- ポーリング(信号送信回数):1000Hz(安定する最大)
- リフトオフ距離(持ち上げ時に反応しない距離):低め推奨
ここから1日で±20%の範囲だけ動かす(迷子を防ぐ)。
ステップ2|“3種の試験”で合否判定(15分)
- フリック試験:中距離の頭を一発で止められるか(左右10回)。
- 追い(微調整)試験:近〜中距離で胸→頭へ小さく吸い付くか(10秒×3)。
- 停止試験:撃つ瞬間の停止が無理なくできるか(ワンタップ/短連射で確認)。
→ 2つ以上○なら合格。×が多ければ**感度を±5%**動かして再試験。
ステップ3|“振り向き距離”を可視化(5分)
- マウスパッドに35cm・45cm・50cmの印(テープ)を付ける。
- 実ゲームで180度・360度のしやすさを体感→一番“止めやすい”距離を選ぶ。
迷ったら:45cm前後を基準に。小学生の手が小さい場合は40cm前後でもOK。
3. 2週間で固める“調整スケジュール”
- 1〜3日目:基準感度でプレイ。HS率/初動デス率をノートに。
- 4〜6日目:**±5%**だけ変更してA/B比較(高い日→低い日)。
- 7日目:良かった方を**“仮採用”**。
- 8〜14日目:固定。数値は触らず、AIMはストッピング→微調整に集中。
原則:数値は週1回しか触らない。毎日いじると手が学習できません。
4. よく効く“練習パック”(毎日15〜20分)
- 静的→動的→遠距離(レンジ10分)
- 静止的ターゲット:頭だけ(20本)
- 動くターゲット:胸→頭へ吸わせる(20本)
- 遠距離:短連射(10本)
- ストッピング5分
- 左右→止めて一発→左右…を20回
- 実戦準備5分
- ランクかデスマッチ前に10分だけ。長くやりすぎない。
KPI(見たい数字)
- 頭への命中率(レンジ/対戦)
- 初動デス率(−が正解)
- 撃ち合い開始前の“無駄な横移動”回数(減らす)
5. クロスヘア最適化:見やすい=当てやすい
基本の考え方
- 小さく・細く・動かない(情報を絞る)
- 背景に沈まない色(シアン/緑/白のいずれか)
- 輪郭うすくON(背景に埋もれにくい)
おすすめ初期値(まずはここから)
- 色:シアン or 緑
- 輪郭:ON(薄め)
- センターの点:OFF(※点派はONでも可)
- 線の長さ:3
- 太さ:2
- センターの隙間:2
- 動的連動(発射で広がる表示):OFF
文字で迷う場合は**「小さく・隙間2・太さ2・長さ3」**で覚える。
キャラ別の微調整ヒント
- 遠距離が多い役(センチネル/コントローラー):隙間を1→2に広げて頭ラインを見やすく。
- 突入が多い役(デュエリスト):**やや太め(2→3)**でもOK。
- 置きエイム重視(設置後):点ONで胸上固定を意識。
6. 使いやすい“クロスヘア例”10選(説明つき)
コードの貼り付け方法はゲーム内「クロスヘア」→「インポート」。色名や数値の日本語名はUIに合わせて読み替えてください。
- 標準細め(万能):見失いにくく邪魔にならない
色:シアン/長さ3/太さ2/隙間2/輪郭ON - 超細・遠距離特化:頭の上下が見やすい
色:白/長さ2/太さ1/隙間2/輪郭ON - 点+短線(置きエイム)
色:緑/点ON/長さ2/太さ2/隙間1 - 小さめT字(しゃがみ多用向け)
色:白/下線なし/長さ3/太さ2/隙間2 - 太め視認性(暗所・眩しさ対策)
色:緑/長さ4/太さ3/隙間2/輪郭強め - ドット(極小)
色:シアン/点のみ(線なし) - 箱型(近距離腰だめ意識)
色:白/長さ3/太さ2/隙間0(ただし動的OFF) - 十時薄輪郭(背景色対策)
色:緑/輪郭ON薄/長さ3/太さ2/隙間2 - カラー反転用(見失い防止)
色:赤系/長さ3/太さ2/隙間2(マップ次第で差し替え) - 学習用(練習専用)
色:白/長さ4/太さ2/隙間3(頭上“空間”を常に意識)
どれか1つを2週間固定してください。毎日変えるのは厳禁。
7. “当たらない日”のリカバリー手順(3分で戻す)
- 肩の力を抜く(深呼吸3回)
- ストッピング30発(止めて一発)
- 頭ラインに水平移動10回(胸→頭→胸)
- 感度やクロスヘアは触らない(触るのは週1)
8. つまずき別・即解決ガイド
- 照準が大きく振れる → 感度を**−5%。それでも振れるなら振り向き距離+5cm**。
- 頭の上を越える → センターの隙間+1で頭が見える空間を増やす。
- 近距離で負ける → **太さ+1 or 感度+5%**で視認と振りを改善。
- 暗い所で見失う → 輪郭を濃く、色を緑へ。
- 初動で被弾 → 停止→一発→下がるの順をルーティン化(“打ち合う前に止める”)。
9. 小中学生に合う“親子チェック”のコツ
- 変更は週末だけ(学習と同じで固定→観察→改善)
- ノートに3点メモ:「良かった/直す/次やる」
- 姿勢と机まわり:手首が反っていないか、モニターが高すぎないかも確認
10. サンプル“2週間メニュー”(印刷OK)
【毎日15〜20分】
・レンジ10分(静的→動的→遠距離)
・ストッピング5分
・実戦10分(デスマッチ or ランク前)
KPI:HS率__%、初動デス__%、振り向き距離__cm
【週1(見直し)】
・感度は±5%だけ検証(A/B比較)
・クロスヘアは変えない(2週固定)
・良かった場面をスクショ→メモ
11. まとめ(設定は“学習の器”)
- 低〜中感度+小さめ固定クロスヘアが“止めて当てる”を助ける。
- 2週間固定で手に学習させる。触るのは週1回±5%のみ。
- 迷ったらDPI800×感度0.30・隙間2/太さ2/長さ3から。
- 重要なのは数値そのものではなく、“固定→観察→微調整”の流れです。
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