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コラム

eスポーツワールドカップ2025/2026の種目・日程・賞金など徹底解説

eスポーツ全般

世界中で注目を集め続けているeスポーツ。その頂点を決める国際大会として開催されたEsports World Cup 2025は、過去最大規模の賞金総額と競技タイトル数を誇る歴史的な大会となりました。

2025年大会では、人気FPSやMOBA、格闘ゲームなど多彩なタイトルで世界のトッププレイヤーが激突し、各部門で熱戦が繰り広げられました。さらに、2026年大会の開催もすでに発表されており、eスポーツワールドカップは一過性のイベントではなく、国際的な年間ビッグイベントとして定着しつつあります。

この記事では、2025年大会の結果や注目ポイントを振り返りつつ、2026年大会の最新情報までわかりやすく解説します。

eスポーツワールドカップとは?

eスポーツワールドカップ(EWC)は、サウジアラビアのリヤドで毎年夏に開催される、賞金総額100億円規模(7,000万ドル以上)を誇る史上最大級の国際eスポーツ大会です。

eスポーツは、コンピューターゲームを競技として認めさまざまなゲームタイトルで個人やチームがスキルを競い合うエレクトロニックスポーツです。2000年以降、徐々にその人気が高まり、今や世界中で多くのプレイヤーがeスポーツを楽しんでいます。

eスポーツにおける世界最大の大会としてこれまで行われてきたGamers8(ゲーマーズエイト)について知っている人も少なくないでしょう。2023年に開催された「Gamers8:ことでも一躍話題になりました。

Gamers8を主催しているサウジeスポーツ連盟は、2024年に後継大会としてeスポーツワールドカップの開催を発表し、世界の注目を集めました。記念すべき第1回大会では、21タイトルのゲームが種目として選出され、世界各国の実力派eスポーツチーム30組の出場が決定し、地域予選などを勝ち抜いたチームや個人も出場。

そして2025年、2024年の盛り上がりを上回る、さらなる「熱戦」が繰り広げられました。

【2025年】eスポーツワールドカップの競技タイトル・大会結果

2025年に開催された Esports World Cup は、世界中のトッププレイヤー・トップチームが集結した、史上最大規模の国際eスポーツ大会となりました。開催地はサウジアラビア・リヤド。約1か月半にわたり、FPS・MOBA・格闘ゲーム・モバイルタイトルなど20競技以上が実施され、それぞれのジャンルで世界王者が決定しました。

本大会では、総賞金額が約7,000万ドル規模に達し、競技eスポーツの経済規模と注目度の高さを改めて示す結果となりました。ここでは、2025年大会で採用された各タイトルの概要と大会結果を一覧形式で紹介します。

Counter-Strike 2

世界的に人気を誇るタクティカルFPS。緻密な戦術と瞬間的なエイム力が勝敗を分けるタイトルで、プロシーンの歴史も長い。eスポーツワールドカップでも花形競技のひとつとなっています。

大会日程2025年7月
参加チーム数16チーム
賞金総額約100万ドル
優勝チームTeam Spirit

League of Legends

MOBAジャンルを代表する世界的人気タイトル。地域リーグを勝ち抜いたトップチームが集結し、チーム戦術と個人技が高度に融合した試合が展開されました。

大会日程2025年7月
参加チーム数12チーム
賞金総額約100万ドル
優勝チームT1

Dota 2

高額賞金大会が多いことで知られるMOBAタイトル。戦略性の高さとヒーロープールの深さが特徴で、今大会でも白熱したシリーズが続きました。

大会日程2025年8月
参加チーム数16チーム
賞金総額約300万ドル
優勝チームTeam Falcons

VALORANT

近年急速に競技人口を拡大しているタクティカルFPS。エージェント固有スキルと精密な射撃が融合した戦術性の高いタイトルです。世界トップレベルのエイム対決が注目を集めました。

大会日程2025年7月下旬
参加チーム数16チーム
賞金総額約100万ドル
優勝チームPaper Rex

PUBG Mobile

モバイルeスポーツの代表格。世界各地域の強豪が参戦し、バトルロイヤル形式で安定感と爆発力の両方が試される大会となりました。

大会日程2025年8月
参加チーム数16チーム
賞金総額約200万ドル
優勝チームYangon Galacticos

Street Fighter 6

格闘ゲーム部門の中心タイトル。1対1の個人戦で行われ、読み合いと反応速度が極限まで試されます。日本勢の活躍にも注目が集まりました。

大会日程2025年8月
参加人数約48名
賞金総額約100万ドル
優勝選手Xiaohai

Overwatch 2

ヒーローごとの役割と連携が勝敗を分けるチーム制FPS。タンク・ダメージ・サポートの3ロール構成を軸に、戦況に応じたヒーロー変更やアルティメットの使いどころが鍵を握ります。eスポーツワールドカップでは、各地域リーグを勝ち抜いた強豪が集結し、スピード感あふれる攻防と緻密な集団戦が大きな見どころとなりました。

大会日程2025年7月
参加チーム数16チーム
賞金総額1,000,000ドル
優勝チームCrazy Raccoon

Mobile Legends: Bang Bang

東南アジアを中心に絶大な人気を誇るモバイルMOBA。短時間で決着がつくテンポの良さと、集団戦の完成度が問われる競技性が特徴です。世界大会では地域色の強い戦術スタイルがぶつかり合い、視聴数も非常に高いタイトルとして知られています。モバイルeスポーツ市場の拡大を象徴する存在です。

大会日程2025年8月
参加チーム数16チーム
賞金総額3,000,000ドル
優勝チームONIC Esports

Honor of Kings

世界最大級の競技人口を誇るモバイルMOBA。ヒーロー選択段階から駆け引きが始まり、集団戦のポジショニングと瞬間判断が勝敗を左右します。アジア圏を中心に高い競技レベルを誇り、国際大会でも高額賞金が設定されるなど、モバイル部門の中核タイトルとして位置付けられています。

大会日程2025年7月
参加チーム数12チーム
賞金総額3,000,000ドル
優勝チームAG.AL

Rocket League

サッカーとレーシングを融合させた独自性の高い競技タイトル。3対3で行われる試合は展開が速く、空中プレイや連携パスなど高難度のテクニックが観客を魅了します。ルールが直感的で観戦しやすいことも特徴で、eスポーツ初心者からコアファンまで幅広い層に支持されています。

大会日程2025年8月
参加チーム数16チーム
賞金総額1,000,000ドル
優勝チームTeam BDS

Teamfight Tactics

オートバトラー形式の戦略ゲームで、個人戦として実施されました。限られたリソースの中で最適な構成を組み上げる判断力と、試合展開に応じた柔軟な対応力が求められます。運の要素と実力のバランスが独特で、戦略思考型のプレイヤーに人気の高いタイトルです。

大会日程2025年7月
参加人数32名
賞金総額500,000ドル
優勝選手Setsuko

Apex Legends

3人1組で戦うバトルロイヤルFPS。立ち回りの安定感と終盤の爆発力が求められ、1試合ごとのポイント制で総合順位が決まります。戦闘だけでなくポジション取りやリング管理も重要で、戦術性とスピード感を兼ね備えた競技タイトルとして高い人気を誇っています。

大会日程2025年8月
参加チーム数20チーム
賞金総額2,000,000ドル
優勝チームAlliance

Call of Duty: Warzone

大規模マップで展開されるバトルロイヤル形式のFPSタイトル。分隊単位での立ち回りと終盤のポジション取りが勝敗を左右します。ロードアウト選択やキルムーブの判断力も重要で、撃ち合いの強さだけでなく戦術的安定感が求められる競技種目です。国際大会では高い爆発力を持つチームが上位を争いました。

大会日程2025年7月
参加チーム数20チーム
賞金総額1,000,000ドル
優勝チームTeam Falcons

Call of Duty: Black Ops 6

シリーズ最新作として競技採用されたリスポーン形式のFPS。マップコントロールと精密なエイム力、チームローテーションの速さが勝敗を分けます。試合展開が速く、キルの応酬が続くダイナミックな内容が特徴。安定した戦術遂行能力が問われるタイトルです。

大会日程2025年7月
参加チーム数16チーム
賞金総額1,000,000ドル
優勝チームOpTic Gaming

Rainbow Six Siege

攻守に分かれて戦うタクティカルFPS。破壊可能なマップ構造を活かした緻密な作戦と、オペレーター選択の駆け引きが大きな見どころです。情報戦と連携力が重要で、一瞬の判断ミスが試合を決定づけることもあります。戦術理解の深さが問われる競技タイトルです。

大会日程2025年8月
参加チーム数16チーム
賞金総額750,000ドル
優勝チームG2 Esports

EA Sports FC 25

サッカーゲーム部門として実施された1対1形式の競技タイトル。リアル志向の戦術設定と操作精度が重要で、守備ブロックや攻撃パターンの構築力が問われます。実在クラブを用いた戦略的な対戦が展開され、国際大会らしい緊張感ある試合が続きました。

大会日程2025年7月
参加人数32名
賞金総額1,000,000ドル
優勝選手Anders Vejrgang

Tekken 8

3D対戦格闘ゲームの代表格として採用。キャラクター特性を活かした読み合いと高精度コンボが勝敗を分けます。1対1の個人戦で実施され、地域ごとのプレイスタイルの違いも注目を集めました。反応速度と心理戦が極限まで試される競技種目です。

大会日程2025年8月
参加人数32名
賞金総額1,000,000ドル
優勝選手Ulsan

Free Fire

東南アジアや南米を中心に高い人気を誇るモバイルバトルロイヤル。1試合あたりの展開が速く、アグレッシブな立ち回りが特徴です。ポジション取りとキルポイントの両立が重要で、安定した終盤進出と爆発力を兼ね備えたチームが上位に食い込みました。モバイル部門の中でも特に視聴数が伸びたタイトルです。

大会日程2025年8月
参加チーム数18チーム
賞金総額1,000,000ドル
優勝チームEVOS Divine

StarCraft II

RTSジャンルを代表する1対1の戦略ゲーム。資源管理とユニット操作、相手の戦術を読む力が問われます。長年にわたり世界大会が開催されてきた伝統あるタイトルで、瞬間判断とビルド選択の精度が勝敗を左右しました。

大会日程2025年7月
参加人数16名
賞金総額500,000ドル
優勝選手Serral

PUBG: Battlegrounds

PC版バトルロイヤルの代表的存在。マップ理解と射線管理が重要で、長期戦の中で安定した順位を積み重ねる戦略性が求められます。終盤の小規模戦での冷静な判断が勝敗を分ける競技タイトルです。

大会日程2025年8月
参加チーム数24チーム
賞金総額2,000,000ドル
優勝チームTwisted Minds

Chess

伝統的ボードゲームのチェスがeスポーツ形式で採用。オンライン対戦を基盤とし、思考力と時間管理能力が勝敗を左右します。世界的トッププレイヤーが参加し、戦略性の高さが改めて注目されました。

大会日程2025年7月
参加人数16名
賞金総額1,500,000ドル
優勝選手Magnus Carlsen

Fatal Fury: City of the Wolves

新作格闘ゲームとして競技採用。キャラクターごとの性能差を活かした立ち回りとコンボ精度が重要で、読み合いの深さが際立ちました。格闘ゲーム部門の新たな柱として注目を集めたタイトルです。

大会日程2025年8月
参加人数32名
賞金総額500,000ドル
優勝選手Xiaohai

eスポーツワードカップの観戦方法・配信サイト

eスポーツワードカップは、世界各国の配信サイトで観戦可能です。

配信サイトによって、取り扱い種目が異なることもあるため、eスポーツワードカップ公式サイトを参考に、見たい種目が配信されているサイトをチェックしておくとよいでしょう。

eスポーツワードカップ公式サイト

人気スポーツ配信サービスDAZNでは、全タイトルを配信しています。全てのタイトルを観戦したいという人は、チェックしてみてください。

DAZN

その他、以下サイトでもeスポーツワールドカップの試合を配信しています。

YouTube

EWC(Twich)

2026年にeスポーツワールドカップは開催される?

結論から言えば、eスポーツワールドカップは2026年も開催予定です。主催側はすでに次回大会の実施を発表しており、開催地はこれまでと同様にサウジアラビア・リヤドが予定されています。2025年大会が大成功に終わったことを受け、2026年大会も国際eスポーツカレンダーの中核イベントとして位置付けられています。

2025年大会では、24タイトル・25トーナメントという大規模な競技構成で実施され、総賞金額も世界最大級となりました。こうした実績を踏まえ、2026年大会も同等、あるいはそれ以上の規模で開催される見込みです。すでに賞金総額の増額や競技タイトルの拡充が示唆されており、eスポーツの“世界選手権級イベント”としての定着が進んでいます。

2026年大会の現時点で判明している情報

  • 開催地:サウジアラビア・リヤド
  • 開催時期:2026年夏(7月〜8月予定)
  • 想定規模:24タイトル前後
  • 賞金総額:7,000万ドル超規模の継続が見込まれる

※詳細な日程や競技タイトルは順次発表予定

2026年大会の注目ポイント

2026年大会では、既存の人気FPS・MOBA・格闘ゲームに加え、新規タイトルの追加も期待されています。2025年大会で好評だったモバイル部門や女性部門の強化、さらには地域リーグとの連動強化など、競技構造そのものの進化が注目されています。

また、クラブランキング制度の継続も予想され、単一タイトルの勝敗だけでなく、総合力を競う形式がより洗練される可能性があります。これにより、世界的なeスポーツクラブのブランド価値向上にもつながるでしょう。

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eスポーツは、さまざまな年代や国籍のプレイヤーが平等な条件で競い合う新時代的な競技です。運動神経や身長、体重などの身体的特徴が関係ないからこそ、誰にでもチャンスがあり、数々のeスポーツプレイヤーが世界を目指して研鑽しています。

そんなeスポーツプレイヤーの祭典であるeスポーツワールドカップは、eスポーツプレイヤーもそうでない人も、見ているだけで白熱する事間違いなしです。大会はまだ続くため、ぜひ今回紹介した日程や配信サイトを参考にして、観戦してみてください。

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監修者

久野 瑛稀
eスポーツスクールAFRAS 金山校 校長

FPSゲーム歴10年以上。
複数の対戦型FPSゲームにおいて上位ランクを経験し、一つのタイトルでは世界ランキング一桁、最高8位を記録。
また、プレイヤーとしての活動に加え、中部地方を中心にeスポーツ大会やイベントの企画・運営・開催を行っている。