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コラム

eスポーツ高校はやばい?学費・進路・就職先から実態を徹底解説

eスポーツ全般
eスポーツを学べる学校の学費や就職先は?末路がやばいって本当?

近年、eスポーツ高校という新しい進路が注目を集めています。

しかし、一見するとゲームをする高校ってやばいのでは、と心配になる学生や保護者の方も多いでしょう。

結論から言うと、eスポーツ高校は決してやばい学校ではありません。

一般的な高校と学習環境や進路の考え方は異なるものの、将来を見据えた上で進学することで、より自分の夢に近づけるはずです。

そこで本記事では、eスポーツ高校がやばいと言われている理由をはじめ、気になる学費や進路、就職先などを解説します。

この記事のコンテンツ

eスポーツ高校とは?

eスポーツを学べる学校一覧

eスポーツ高校とは、高校卒業資格の取得を目指しながら、eスポーツやITスキルを学べる高校・コースの総称です。

ゲームだけではなく、国語・数学・英語など、高校卒業に必要な学習を行いながら、eスポーツや動画編集、配信技術などを学びます。

プロゲーマーを目指したい方や、ゲーム業界やIT業界に興味を持っている方の新たな進路として注目を集めつつあります。

また、近年はeスポーツ市場の拡大に伴い、通信制高校や私立高校を中心にeスポーツコースを設置する学校が増えている傾向です。

eスポーツ高校の特徴

eスポーツ高校の特徴は、一般的な高校教育とeスポーツに関する専門的な学習を両立できる点です。

例えば、高性能なゲーミングPCを使った実践授業や、チーム戦を通じたコミュニケーション能力の向上、動画編集や配信技術の習得などがあげられます。

また、学校によってはプロゲーマーや業界関係者による特別授業が実施されることもあります。

ゲームをプレイするだけではなく、ゲームを取り巻く業界について学べる点もeスポーツ高校ならではの魅力と言えるでしょう。

普通高校との違い

eスポーツ高校と普通高校の大きな違いは、専門分野を学ぶ時間が設けられているかどうかです。

一般的な高校では大学受験を見据えた教科学習が中心ですが、eスポーツ高校では通常の授業に加えて、ゲーム分析や動画制作、ITスキルなどを学びます。

一方で、高校卒業資格を取得するために必要な単位を履修する点は変わりません。

そのため、ゲームだけして卒業する学校というイメージは、実態とは異なることを理解しておきましょう。

どのようなことを学ぶのか

eスポーツ高校では、プレイヤーとしてのスキルだけでなく、将来に役に立つ幅広い知識を学びます。

例えば、ゲームの戦略分析やチーム連携、試合の振り返りはもちろん、動画編集ソフトの使い方やライブ配信の方法、パソコンスキルなどを学べる学校もあります。

近年はプロゲーマー以外にも、配信者やイベント運営スタッフ、動画クリエイターなど、eスポーツに関わる職業が増えています。

そのため、競技力向上だけでなく将来の選択肢を広げるための教育が行われているのがeスポーツ高校の特徴です。

eスポーツ高校がやばいと言われる理由

eスポーツを学べる学校の学費は?

eスポーツ高校がやばいと言われるのは、以下のような理由があるからです。

  • プロゲーマーになれる人は一握り
  • eスポーツ高校に通わなくてもプロゲーマーになれる
  • 生徒間の熱量に差がある
  • 卒業後の進路や就職先が限定されやすい
  • 学費が高いイメージがある

では、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

プロゲーマーになれる人は一握り

eスポーツ高校がやばいと言われる最大の理由は、プロゲーマーになれる人が非常に少ない点です。

プロ野球選手やJリーガーになるのが難しいのと同じように、プロゲーマーも限られた人しかなれません。

事実、日本eスポーツ連合(JeSU)が認定しているプロゲーマーは約320名としており、国内プレイヤー約390万〜400万人と比較すると割合は約0.008%です。

そのため、プロゲーマーになれないのにeスポーツ高校に通うのは無駄=やばいというイメージが先行してしまいます。

eスポーツ高校に通わなくてもプロゲーマーになれる

各大会で高成績を残せる実力と経験があれば、eスポーツ高校に通わなくてもプロゲーマーになれます。

実は、多くのプロゲーマーはeスポーツ高校の出身ではありません。

現在活躍しているプロ選手の多くは、一般的な高校へ通いながらオンライン大会やランクマッチで実績を積み、プロチームからスカウトされています。

そのため、eスポーツ高校に通わなくてもプロになれるのに、なぜ通う必要があるのか、という考えからやばいと言われるようになったのでしょう。

ただし、eスポーツ高校には同じ目標を持つ仲間や高性能なゲーミング環境、専門講師による指導など、自宅では得られない学習環境があります。

つまり、eスポーツ高校はプロへの必須ルートではなく、成長をサポートする選択肢の一つと考えるのが適切でしょう。

生徒間の熱量に差がある

eスポーツ高校では、生徒によって目標や熱量に大きな差が生まれることがあります。

本気でプロを目指している生徒がいる一方で、「ゲームが好きだから」「普通高校より楽しそうだから」という理由で入学する生徒もいます。

そうなると、当然競技の向き合い方が変わってしまい、入学中のモチベーションにも影響してしまうでしょう。

特にチームゲームの場合、練習量や勝利への意識に差があると、チーム活動に影響が出ることもあります。

入学したはいいものの、こうした熱量のギャップによってやばいと口コミを残す生徒もいるのかもしれません。

卒業後の進路や就職先が限定されやすい

eスポーツ高校は一般的な高校と比べると、進路の方向性がゲーム・IT業界寄りになる傾向があります。

もちろん大学進学や一般企業への就職も可能ですが、学校によっては専門分野の授業が多く、進学校ほど受験対策に力を入れていない場合もあります。

そのため、「将来は国公立大学へ進学したい」「医学部や難関大学を目指したい」という場合は、カリキュラムを慎重に確認しなくてはいけません。

一方で、IT・デザイン・動画編集・配信業界などへの進路を考えている場合は、早い段階から専門知識を学べるメリットがあります。

重要なのは、「自分が将来どのような進路を目指しているのか」を明確にしたうえで学校を選ぶことです。

学費が高いイメージがある

一般的な高校よりも、ゲーミングPCや通信機器などの費用が発生するため、学費が高いイメージがある点もやばいと言われる理由です。

eスポーツ高校の年間学費はおよそ50万円〜120万円程度が目安です。

上記は、一般的な公立高校の年間費用(約30万〜50万円程度)と比較すると高額に感じるかもしれません。

ただし、学費には高性能ゲーミングPCや専用設備の利用料、専門講師による指導料などが含まれている場合もあります。

学校によって費用差が大きいため、「学費が高いからやばい学校」「安いから良い学校」と判断するのではなく、授業内容や進路サポートも含めて総合的に比較することが大切です。

実際にeスポーツ高校はやばいのか?

eスポーツの学校は末路がやばいって本当?

eスポーツ高校はやばい理由について解説しましたが、実際はどうなのでしょうか。

結論から言うと、一概にeスポーツ高校はやばいとは言い切れません。

では、なぜeスポーツ高校がやばいとは言い切れないのかを解説します。

eスポーツだけを学ぶ学校ではない

eスポーツ高校と言っても、ゲームに関連する知識を学ぶ学校ではありません。

多くの学校では、高校卒業資格の取得に必要な国語・数学・英語・理科・社会などの一般教科も学びます。

eスポーツの授業はあくまでカリキュラムの一部として組み込まれているケースがほとんどです。

例えば、午前中は一般教科を学び、午後にeスポーツやIT関連の授業を行うなどです。

また、レポート提出や定期試験なども実施されるため、一日中ゲームをしている学校というイメージとは大きく異なります。

そのため、eスポーツ高校はゲームだけに特化した学校というよりも、ゲームを入り口にさまざまなスキルを学べる高校と考えるのが適切でしょう。

大学進学を目指せる学校も多い

eスポーツ高校に通っても、大学進学は十分に目指せます。

特に大学進学をする中では、情報系やIT系の割合が高く、eスポーツ高校で学んだ分野を活かすことができます。

ただし、一般的な高校よりも受験に向けた授業は少なくなるので、行きたい大学によっては自習時間を増やす必要があるでしょう。

希望している大学によっては、eスポーツ高校でも問題ないので、進学実績や進路サポート体制を確認したうえでの判断が大切です。

IT・動画編集・配信技術を学べる

eスポーツ高校の魅力は、ゲーム以外のデジタルスキルを学べる点にもあります。

現在のeスポーツ業界では、選手だけでなく動画編集者や配信スタッフ、イベント運営者、Web制作担当など、多くの職種が活躍しています。

そのため、学校側も業界で役立つスキルを学べるカリキュラムを取り入れているケースが多いです。

例えば、動画編集ソフトを使った映像制作、ライブ配信の設定方法、パソコンの基礎知識、プログラミングなどです。

これらのスキルはeスポーツ業界だけでなく、IT業界やクリエイティブ業界でも活かせます。

eスポーツ高校の学費はどれくらい?

eスポーツを学べる学校の就職先は?

eスポーツ高校への進学を検討する際に、多くの保護者が気になるのが学費です。

実際の費用は学校の種類やコース内容によって異なるものの、必要な設備やカリキュラムによって一般的な高校より高くなるケースもあります。

そこで次に、eスポーツ高校の学費目安についてご紹介します。

公立・私立高校の場合

私立高校のeスポーツ学科を専攻する場合の学費は、年間80万〜150万円程度が一般的です。

例えば、私立品川学藝高等学校の普通科eスポーツエディケーションコースを選択した場合の費用は以下のとおりです。

入学金:250,000円
授業料(年額):468,000円
施設維持費(年額):204,000円
教材費(年額):57,000円
教育充実費(年額):72,000円
合 計:1,051,000円
引用:品川学藝高等学校-学納金(令和9年度)-

公立高校のeスポーツ学科は非常に少ないですが、比較的学費は安く20万〜50万円程度が一般的です。

例えば、佐賀県立唐津青翔高校のeスポーツ学科の場合、年間で273,295円の学費となっています。

通信制高校の場合

eスポーツコースを設置している通信制高校の学費は、年間20万~50万円程度が目安です。

ただし、実際には通信制高校本体の学費に加え、提携するサポート校やeスポーツコースの受講料が必要になるケースが多くあります。

そのため、トータルでは年間50万~100万円程度になることも珍しくありません。

例えば、ルネサンス高校のeスポーツコースを受講する場合、基本学費(442,000円)+コース受講料(600,000円)の合計104万2,000円かかる計算です。

通信制高校は登校日数を調整しやすく、自分のペースで学習できる点が魅力であるものの、学費負担も大きくなる点は注意しましょう。

学費以外にかかる費用

eスポーツ高校では、学費以外にもさまざまな費用が発生します。

主な費用としては以下のようなものがあります。

  • 入学金
  • 教材費
  • PC・周辺機器購入費
  • 制服代
  • 通学費
  • 大会参加費
  • 検定・資格取得費

自宅でも練習を行う場合は、以下の機器の準備も必要です。

  • ゲーミングPC
  • モニター
  • ヘッドセット
  • キーボード・マウス・コントローラー
  • インターネット回線

そのため、eスポーツ高校に入学を検討している場合は、総額いくらかかるのかを忘れずに確認しておきましょう。

奨学金や支援制度は利用できる?

eスポーツ高校でも、一般的な高校と同様に各種支援制度を利用できる場合があります。

代表的な制度としては、以下のとおりです。

  • 高等学校等就学支援金制度
  • 各自治体の授業料補助制度
  • 奨学金制度
  • 学校独自の特待生制度

特に就学支援金制度を利用できる場合、授業料負担を大幅に軽減できる可能性があります。

また、一部の学校ではeスポーツ大会での実績や学力成績によって、授業料の一部免除を受けられる特待生制度を設けています。

KONAMI eスポーツ学院では、FORTNITEの大会実績やゲーム内ランクを含む実力をもとに、1年間の学納金の全額、または一部が免除となる特待生制度が有名です。

学費だけを見て進学を諦めるのではなく、利用できる制度がないかを事前に確認しておくと良いでしょう。

学校説明会や個別相談会では、支援制度について詳しく説明してもらえるため、気になる方は積極的に参加することをおすすめします。練習をするために、フリーターになる人はいます。

eスポーツ高校卒業後の進路・就職先

eスポーツの学校へ行くメリット

eスポーツ高校への進学を検討する際は、卒業後の進路や就職先も考えなくてはいけません。

ゲームばかりしている高校では、将来の選択肢も狭くなってしまうのでは、と思われがちですが、実際にはさまざまな進路・就職先があります。

ここでは、eスポーツ高校卒業後の進路・就職先についてご紹介します。

大学進学

eスポーツ高校から大学へ進学する生徒は少なくありません。

近年は情報工学やAI、デジタルコンテンツ制作などを学べる学部が増えており、高校で培った知識や興味をそのまま進学先で活かせるケースもあります。

例えば、KONAMI eスポーツ学院の2025年度実績では、1,672名が大学等への進学を選択しました。

また、ルネサンス高校eスポーツコースでも国内・海外の大学へ進学した実績も公表しています。

eスポーツ高校はゲームばかりしていてやばいというイメージはありますが、大学進学実績もある点では十分に将来性を感じられるはずです。

専門学校進学

ゲーム制作やCGデザイン、プログラミング、動画編集など、より専門的な知識や技術を身につけたいと感じた生徒は、専門学校への進学を決めています。

eスポーツ高校では、ゲームのプレイスキルだけでなく、デジタル分野の知識や技術にも触れる機会が多いです。

そのため、自然と興味を持ちやすく、そのまま専門分野を深く学ぶために専門学校を選択するケースも珍しくありません。

一般企業への就職

eスポーツ高校の就職先に一般企業を選択している生徒も多いです。

職業、販売職や事務職、営業職、サービス業など、職種問わず就職しています。

一般企業への就職活動でも自分をアピールできるよう、ビジネスマナーやパソコンスキルを学ぶeスポーツ高校も珍しくありません。

大学や専門学校へ進学するつもりがなくとも、就職という選択肢および窓口が広い点は安心してください。

eスポーツ業界への就職

就職を検討する生徒の多くは、eスポーツ業界に関わる職種を希望しています。

eスポーツ業界には、プロ選手になる以外にもさまざまな仕事があります。

  • イベント運営スタッフ
  • 配信スタッフ
  • 動画編集者
  • SNS運用担当
  • マネージャー
  • チーム運営スタッフ

近年はeスポーツ市場の拡大に伴い、競技を支える人材の需要も高まっており、業種理解の高い高校から人材確保をする動きも増えつつあるのです。

そのため、eスポーツ高校で学んだ知識や経験を活かしながら、業界を支える立場として活躍する道もあります。

プロゲーマーを目指す

eスポーツ高校へ進学する生徒の中には、プロゲーマーを目指している方も多いです。

実際に高校在学中から大会へ出場したり、卒業後にプロチームのアカデミー部門に所属したりするケースもあります。

例えば、eスポーツ高等学院に入学した関根亜秀選手は、卒業後にプロeスポーツチーム「NORTHEPTION」に所属しています。

また、KONAMI eスポーツ学院に在学中に「TEQWING e-Sports」のFORTNITE部門と契約をしたLoid選手も有名です。

プロゲーマーになれる人はごく一部ではあるものの、たゆまぬ努力と研鑽をした結果、在学中・卒業後に契約できる可能性があります。

eスポーツの学校へ行くメリット

eスポーツ高等学院の学費は高い?

eスポーツの学校へ行くメリットは以下の4つです。それぞれのメリットを解説していきます。

  • 環境が整っている
  • プロと交流できる
  • eスポーツが好きな人と会える
  • カリキュラムを楽しめる

環境が整っている

eスポーツの学校へ行くメリットは環境が整っていることです。

eスポーツの専門学校はハイスペックのゲーミングPCや昇降デスク、ゲーミングチェアなどがそろっており、最高の環境で練習ができます。

そのため、eスポーツの学校に入学することで、eスポーツを上達しやすい環境に身を置けます。

家でなかなかeスポーツの練習ができない人や、環境が整っていない場合でもeスポーツの練習ができるのがポイントです。

プロと交流できる

eスポーツの学校へ行くメリットはプロと交流ができることです。

eスポーツの学校の多くはプロゲーミングチームに所属しているプロ選手を講師として招きます。

プロと交流をして、実際のeスポーツ業界の事やマインドなど色々なことを聞きましょう。

実際にどのようにプロになったのかや、1日の練習ルーティンを聞いておくと、プロを目指しやすくなります。

プロと交流をして情報を知りたい人におすすめです。

eスポーツが好きな人と会える

eスポーツの学校に入学するメリットはeスポーツが好きな人と会えることです。

ゲームをしていてもなかなか実際に会って交流をするのは難しいです。

eスポーツの学校では直接交流ができるので、eスポーツが好きな人と会いたい人に向いています。

特に、プロを目指しているゲームタイトルが同じだとお互いに高め合えます。

eスポーツが好きな人とコミュニケーションをとったり、一緒にゲームをプレイしたりできるのがeスポーツの学校に入るメリットです。

カリキュラムを楽しめる

eスポーツの学校へ行くメリットはカリキュラムを楽しめるということです。

eスポーツの学校ではゲーム関係のことがカリキュラムの中心になっています。

実際に、eスポーツの学校では1日の半分以上の時間がゲームをしている時間です。

ゲームをする時間やゲームを楽しみながら専門学校に通いたい人にeスポーツの学校はおすすめです。

eスポーツ高校に進学するデメリット

eスポーツの学校のデメリット

eスポーツ高校に進学する際は、以下のようなデメリットもあります。

  • ゲームだけするわけではない
  • 学費負担が大きい場合がある
  • プロになれる保証はない
  • 就職先が限定されやすい

デメリットを理解した上で、本当に進学すべきなのかを判断しましょう。

ゲームだけするわけではない

eスポーツ高校は、単純にゲームだけをするわけではありません。

高校卒業資格の取得に必要な国語・数学・英語・理科・社会などの一般教科も学びます。

また、プログラミングや動画編集、配信技術といったITスキルや知識も学ぶので、ゲームに没頭できるという理由で進学を決めないよう注意しましょう。

学費負担が大きい場合がある

eスポーツ高校は、一般的な高校よりも学費負担が大きくなる場合があります。

私立高校のeスポーツ学科の学費は年間80万〜150万円程、通信制高校はトータルで年間50万~100万円程度かかる可能性があります。

3年間通うとなると相応の学費負担になるので、経済的にも問題ないかどうかも含めた上で進学を決めなくてはいけません。

プロになれる保証はない

eスポーツ高校に入学してもプロになれる保証がない点もデメリットであり、理解しておかなくてはいけないポイントです。

eスポーツ高校はあくまでeスポーツに関するサポートを行う学校であり、スキル向上や結果を残すのは自分自身です。

ゲームに没頭できる環境が強制的に整えられる点はメリットですが、だからといって確実にプロになれるわけではない点を覚えておきましょう。

就職先が限定されやすい

一般的な高校よりも専門的な内容を学ぶ学校になるので、就職先が限定されやすいのもデメリットです。

eスポーツ高校卒業後の就職先を見てみると、さまざまな職種に就いているので、さほど難しく考える必要はないかもしれません。

ただし、一般的な高校よりも限定されてしまう点は理解しておきましょう。

失敗しないeスポーツ高校の選び方

学生・保護者どちらも気になるのは、進学先を失敗したくないという思いです。

ここでは、どのようにeスポーツ高校を選べばいいのか、そのポイントについてご紹介します。

卒業後の進路実績を確認する

eスポーツ高校を選ぶ際は、卒業生がどのような進路を選んでいるのかを必ず確認しましょう。

プロゲーマー育成を前面に打ち出している学校もあれば、大学進学やIT業界への就職を重視している学校など、指導方針はさまざまです。

例えば、

  • どのくらいの生徒が大学へ進学しているのか
  • ゲーム会社やIT企業への就職実績があるのか
  • 動画編集者や配信スタッフなど関連職種に進んでいるのか
  • プロチームへの所属実績があるのか

といった点まで確認すると、その学校の特徴が見えてきます。

eスポーツ以外に学べる内容を見る

プロゲーマー以外の選択肢を見据えておくために、eスポーツ以外に学べる内容があるかどうかも着目しましょう。

近年のeスポーツ高校では、ゲーム以外にも以下のような内容が学べるカリキュラムを組んでいる傾向があります。

  • プログラミング
  • 動画編集
  • 配信技術
  • Webデザイン
  • ITリテラシー
  • マーケティング

上記のようなITスキルを学べる学校であれば、将来の選択肢も狭まりにくくなるでしょう。

設備や指導体制を確認する

eスポーツを学ぶ環境が整っているかどうかも重要な判断材料です。

最新のゲーミングPCや高速回線が用意されていても、指導体制が不十分では十分な学習効果は期待できません。

反対に、設備が豪華でなくても、経験豊富な講師から実践的な指導を受けられる学校もあります。

確認したいポイントとしては、以下のようなポイントがあげられます。

  • どのゲームタイトルを扱っているか
  • 講師は現役選手や業界経験者か
  • 個別指導はあるか
  • 大会参加のサポート体制はあるか
  • ゲーム以外のスキル指導はあるか

設備だけではなく、どのような指導を受けられるのかという視点で比較することが大切です。

オープンキャンパスに参加する

学校選びで最も確実なのは、オープンキャンパスに参加し、実際の雰囲気を確認することです。

生徒の様子や授業の雰囲気、設備の使われ方など、パンフレットやホームページだけでは分からない点も多くあります。

また、オープンキャンパスでは講師や在校生に直接質問できるため、「大学進学はどれくらいいるのか」「授業についていけるか」といった不安も解消しやすいです。

進学後のミスマッチを防ぐためにも、気になる学校があれば積極的にオープンキャンパスや学校説明会へ参加してみましょう。

普通高校+eスポーツスクールという選択肢もある

eスポーツに興味があっても、必ずしもeスポーツ高校へ進学する必要はありません。

近年は普通高校に通いながら、放課後や休日にeスポーツスクールで学ぶ生徒も増えています。

大学進学や一般就職といった選択肢を残しながら競技力を高められるため、「ゲームは好きだけれど将来も大切にしたい」という人にとって有力な選択肢の一つです。

普通高校に通いながら競技力を高める方法

eスポーツの実力を伸ばす方法は、学校で学ぶことだけではありません。

実際にプロとして活躍している選手の中にも、普通高校や大学に通いながら競技シーンで実績を積み重ねてきた人は少なくありません。

近年はオンライン大会やランクシステムが充実しており、学校外でも実力を磨きやすい環境が整っています。

例えば、平日は高校生活や勉強を優先しながら、放課後や休日にコーチングを受けたり、チーム練習に参加したりすることで競技力を高めることが可能です。

進学や就職の選択肢を確保しつつ、eスポーツにも本格的に取り組める点は大きなメリットといえるでしょう。

eスポーツスクールのメリット

eスポーツスクールの最大の魅力は、自分に必要なスキルを効率よく学べる点です。

独学では気付きにくい課題も、プロや経験豊富なコーチから指導を受けることで改善しやすくなります。

ゲームの技術だけでなく、戦略の考え方やチームでのコミュニケーション方法、メンタル管理などを学べるスクールも多いです。

また、多くのスクールでは学校や部活動と両立しやすいように、週1回から受講できるコースやオンラインレッスンを用意しています。

本格的にeスポーツに挑戦してみたいが、専門の学校に行くのは戸惑ってしまう、という人でも始めやすいのがeスポーツスクール最大のメリットと言えるでしょう。

学費を抑えながら学べるケースもある

費用面を重視する場合は、普通高校とeスポーツスクールを組み合わせる方法が有利になるケースもあります。

eスポーツ高校では年間数十万円から100万円以上の学費がかかるケースがありますが、eスポーツスクールは月額制を採用しているところが多く、必要な期間だけ受講可能です。

特に普段は独学で練習し、必要なときにコーチングを受けたい場合、eスポーツ高校に通うよりもeスポーツスクールのほうがコストを抑えられます。

もちろん費用はスクールによって異なりますが、「まずは試してみたい」「競技力向上に必要な部分だけ学びたい」という場合には、負担を抑えながら専門的な指導を受けられるでしょう。

進学や将来の選択肢を広く持ちながらeスポーツを学びたい人は、普通高校とeスポーツスクールを組み合わせる方法も検討してみてください。

eスポーツ専門学校に関するよくある質問【FAQ】

ここではeスポーツ専門学校について、よくある質問をFAQ形式で紹介します。

Q1:eスポーツ専門学校って、ゲームばかりする場所なんですか?

A:いいえ、ただゲームをプレイするだけではありません。戦略・分析力・チームワーク・メンタル管理など、プロとして必要なスキルを総合的に学びます。加えて、実況・配信技術やイベント運営、ビジネスマナーなど幅広い授業が組まれている学校もあります。

Q2:プロゲーマーになれないと意味がないのでは?

A:プロゲーマーだけが進路ではありません。eスポーツキャスター、チーム運営、マーケター、イベントスタッフ、ゲームプランナーなど多様な職種に進む卒業生もいます。就職支援も整っている専門学校が多く、業界内でのキャリア形成に強みがあります。

Q3:未経験やゲームが下手でも入学できますか?

A:大丈夫です。ほとんどのeスポーツ専門学校は初心者向けのカリキュラムを用意しています。最初は基礎操作からスタートし、徐々にレベルアップしていけるので、未経験者でも安心して学べます。

Q4:学費は高いですか?奨学金制度はありますか?

A:年間100万円前後の学費が一般的ですが、学校によって異なります。奨学金制度や教育ローンが利用できる場合もあるので、資料請求や説明会で詳細を確認しましょう。中には学費が比較的安価なオンライン校や短期コースも存在します。

Q5:卒業後の進路や就職先はどのようなところがありますか?

A:プロチームやeスポーツ関連企業、ゲーム開発会社、配信・映像制作会社などが主な就職先です。近年はeスポーツ業界に限らず、IT・広告・イベント関連企業への就職事例も増えています。学校によってはインターン制度や企業連携が充実しており、実績を積みやすい環境が整っています。

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今回は、eスポーツ高校はやばいのか、学費や進路、就職先について解説しました。eスポーツ高校と言えど、高校卒業資格の取得を目指すので、一般教科を学ぶカリキュラムもあります。

専門性の高い高校だとイメージするとわかりやすいでしょう。そのため、将来ゲーム関係の職につきたいお子さんにとっては、理想の高校だと言えます。

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監修者

高山 隼
eスポーツスクールAFRAS 本山校 校長

大学在学中よりeスポーツに本格的に取り組み、競技シーンにおいて実績を出す。。
主な実績としては、RAGE Shadowverse 2022 Winter 参加者1万人中82位マネーフィニッシュ、RAGE Shadowverse Japan Championship 2025 参加者3000人中 211位 Day2進出などがある。
そのほかにも数多くの大会に出場し、実戦を通じて培った経験を強みに、現在も競技力の向上に努めながら、eスポーツスクールにて校舎長として後世の育成にも力を入れている。