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藤沢校のブログ

ゲームは本当に英語の勉強になる?小中学生がeスポーツで自然に英語に触れる仕組み

ゲームは本当に英語の勉強になる?小中学生がeスポーツで自然に英語に触れる仕組み

ゲームは本当に英語の勉強になる?小中学生がeスポーツで自然に英語に触れる仕組み

ゲームは、遊ぶだけで自動的に英語が身につく「魔法の教材」ではありません。しかし、興味のあるゲームを通じて英語に繰り返し触れ、必要に応じて調べたり使ったりする習慣ができれば、英語学習の入り口として大きな力になります。

特にFortnite(フォートナイト)やApex Legends(エーペックスレジェンズ)、VALORANT(ヴァロラント)などのeスポーツタイトルには、英語の表記・音声・海外プレイヤーとの交流など、自然に英語へ接する場面が豊富にあります。今回は、小中学生がゲームをきっかけに英語へ親しめる理由と、学びにつなげるために家庭で意識したいポイントを紹介します。

結論:ゲームは「英語に触れるきっかけ」になる

ゲームは英語の授業の代わりではありませんが、「英語は苦手」「単語帳は続かない」と感じる子どもが、英語を身近に感じるきっかけになります。

大切なのは、ゲームをただ長時間プレイすることではなく、ゲーム内で出会った英語に少しずつ意味を見つけ、「分かった」「使えた」という経験を重ねることです。

たとえば、ゲーム中に何度も表示される「Start」「Ready」「Reload」「Victory」といった言葉は、説明されなくても場面と結び付けて意味を推測しやすい英語です。好きなゲームの中で何度も目にするため、単語帳を眺めるよりも印象に残りやすい子もいるでしょう。

ただし、ゲームだけで英検や学校のテストに必要な英語力が十分に身につくとは限りません。ゲームはあくまで興味を広げる入口です。学校の学習や読書、英会話などと組み合わせることで、より確かな学びにつながります。

小中学生がゲームで英語に触れやすい3つの理由

ゲームには、英語を「覚えなければならないもの」ではなく、「分かるともっと楽しめるもの」に変えやすい特徴があります。

1. 英語と場面がセットで記憶に残る

ゲームでは、英単語が映像・音・操作と一緒に登場します。言葉だけを暗記するよりも、状況と結び付けて理解しやすい点が特徴です。

たとえば「Run!」と表示された直後にキャラクターが逃げる、「Healing」と表示されたときに体力を回復する。このように、英語の意味を日本語に置き換えなくても、プレイ体験のなかで感覚的に理解できることがあります。

小中学生にとって、「覚えたはずなのに使う場面が思い浮かばない」という状態は珍しくありません。その点、ゲームの英語には具体的な場面があります。「この言葉は、仲間に危険を知らせるときに出てくる」「これは装備を変更するときの表示」といった記憶が残るため、英語への抵抗感を下げる助けになります。

2. 同じ表現に何度も出会える

ゲームでは、メニュー、アイテム名、ミッション、キャラクターのセリフなどに同じ表現が繰り返し現れます。反復が自然に起こるため、意識しなくても見覚えのある単語が増えていきます。

英語学習では、一度覚えた単語に何度も再会することが定着につながります。ゲームでは「match」「team」「level」「score」「win」「lose」など、基本的な語にくり返し触れる機会があります。

もちろん、すべての英語を覚えようとする必要はありません。最初は「今日プレイ中に見つけた英語を一つだけ調べる」といった小さな目標で十分です。毎日一語でも、自分に関係のある言葉を集める習慣は、将来の語彙力の土台になります。

3. 「伝えたい」が英語を使う理由になる

英語は、目的があるときほど学ぶ意味を感じやすいものです。ゲームでは、攻略情報を知りたい、海外の動画を見たい、仲間と作戦を共有したいなど、英語を理解・使用する理由が生まれます。

海外プレイヤーの配信や大会映像には、日本語では得にくい情報や表現が含まれていることがあります。「このプレイヤーは何と言っているのだろう」「海外ではどんな戦い方が流行しているのだろう」と感じたとき、英語は単なる教科ではなく、好きな世界を広げる道具になります。

実際に英語を話す際も、難しい文章は必要ありません。「Nice!(いいね!)」「Thank you!(ありがとう)」「One more!(もう一回!)」のような短い言葉からでも、コミュニケーションの楽しさを体験できます。

eスポーツで出会いやすい英語表現

eスポーツでは、日常英語に加え、チーム戦や競技シーンでよく使われる表現にも触れられます。まずは意味を完璧に覚えるより、ゲーム内の状況とセットで理解していくことがポイントです。

英語表現意味の目安ゲーム内で使われやすい場面
Ready準備できた試合やラウンドの開始前
Start始めるゲーム・ミッションの開始時
Teamチーム、仲間味方や編成について話すとき
Enemy相手チームや敵キャラクターを指すとき
Reloadリロードする、弾を補充する武器の弾が少なくなったとき
Heal / Healing回復する、回復体力やシールドを回復するとき
Help!助けて!味方にサポートを求めるとき
Behind you後ろにいるよ敵の位置を伝えるとき
Nice!いいね!味方のプレイをほめるとき
Good game / GGいい試合だった試合終了後のあいさつ

「英語を日本語に訳せる」だけでなく、「どんなときに使う言葉か」が分かると、表現はぐっと身近になります。ゲームに出てきた言葉を家族に説明してみるのも、理解を深める良い方法です。

英語学習につながりやすいゲームとの関わり方

ゲームから英語を学びにつなげるには、プレイ時間を増やすよりも、英語に目を向ける小さな仕掛けをつくることが効果的です。

日本語設定のままでも英語を拾う

「英語版に変えないと学習にならない」と思うかもしれませんが、最初からすべてを英語表示にすると、操作や内容が分からず楽しめなくなることがあります。

初心者の場合は、日本語設定のまま英語表記のアイテム名や略語、海外動画のタイトルを探すだけでも十分です。「今日見つけた英語を一つ調べる」「試合後に気になった言葉をメモする」といった方法なら、負担を抑えながら続けられます。

慣れてきたら、ゲームの一部を英語に変える方法もあります。たとえば、メニューだけ英語表示にしてみる、海外プレイヤーの動画を日本語字幕付きで見る、短い英語音声を聞いてみるなど、段階を踏むと安心です。

攻略動画を「英語の教材」に変える

好きなゲームの海外動画は、英語に触れる素材として活用できます。最初は内容をすべて理解する必要はありません。プレイ画面を見ながら、知っている単語や繰り返されるフレーズを探してみましょう。

おすすめは、短いクリップや初心者向けの解説動画です。長い動画を最初から最後まで理解しようとすると疲れてしまうため、「30秒だけ見る」「一つ表現を見つける」と決める方が続きます。

たとえば、動画内で「Watch out!」が聞こえたら、「気をつけて」という意味だと確認し、どのタイミングで言っているかを見る。このように音・映像・意味を結び付けると、教科書とは違った形で表現が記憶に残ります。

自分専用の「ゲーム英語メモ」をつくる

気になった言葉を集めるだけの小さなノートやメモアプリを用意すると、ゲーム体験が学びとして蓄積されます。単語帳のように整ったものでなくても構いません。

たとえば、「clutch=不利な状況から勝ち切る場面」「push=前に出て攻める」「cover=味方を守る、援護する」のように、自分が理解しやすい言葉で残します。プレイした日付や、「どの試合で見たか」も書くと、後から振り返る楽しさが生まれます。

保護者の方は、正確なスペルや文法を細かくチェックしすぎなくても大丈夫です。まずは「こんな言葉を知ったんだね」と会話を広げ、子どもの発見を認めることが継続につながります。

ゲームだけに任せないための注意点

ゲームは英語への興味を育てる手段になりますが、学習効果や安全性は、遊び方・環境・家庭でのルールによって変わります。

英語力が自然に伸びるとは限らない

英語のゲームをプレイしていても、画面の情報だけで進められる場合や、分からない英語をそのまま流してしまう場合もあります。英語に「触れる」ことと、英語を「理解して使えるようになる」ことは同じではありません。

だからこそ、「一日一語だけ調べる」「ゲームで聞いた表現を声に出してみる」「学校で習った単語をゲーム内で探す」といった働きかけが役立ちます。ゲームを学習に変えようと気負いすぎず、英語へのアンテナを少し立てるイメージで取り組むとよいでしょう。

オンライン上のやり取りには見守りが必要

海外の人とつながれることは、英語に触れる機会になる一方で、個人情報や不適切な発言、知らない人との交流には注意が必要です。特に小学生は、ボイスチャットやフレンド機能を利用する際のルールを家族で確認しておくことが大切です。

本名・学校名・住所・顔写真などを伝えないこと、嫌な言葉を受け取ったら反応せずに大人へ相談すること、知らない相手との個別のやり取りを避けることなどを、プレイ前に共有しておきましょう。英語を学ぶことと、安全にオンラインを楽しむことはセットで考える必要があります。

生活リズムと学習時間を守る

ゲームが好きだからこそ、終わりどきを決めることも重要です。「宿題や翌日の準備を終えてから」「平日は○時まで」「週末は休憩を入れる」といった家庭に合ったルールをつくりましょう。

ゲームを禁止するか、自由に任せるかの二択ではありません。プレイ時間、勉強、睡眠、家族との会話のバランスを整えることで、ゲームは日常を豊かにする趣味にも、学びのきっかけにもなります。

eスポーツで育つのは英語だけではない

eスポーツに取り組む経験は、英語への関心だけでなく、目標設定、振り返り、コミュニケーションといった力を育てるきっかけにもなります。

チーム戦では、味方の状況を見て声をかける、作戦を短く分かりやすく伝える、失敗後に次の行動を考えるといった場面があります。勝敗に向き合いながら練習を重ねる経験は、ゲームの技術だけでなく、考える力や相手と協力する姿勢にもつながるでしょう。

AFRAS藤沢校は、藤沢駅北口から徒歩4分の場所にあるeスポーツスクールです。Fortnite、Apex Legends、VALORANT、League of Legends、ストリートファイター6など幅広い種目に対応し、プロ講師によるマンツーマンレッスンを基本としています。ゲームが好きなお子さまが、目標を持ってeスポーツに取り組める環境を探しているご家庭にとって、選択肢の一つになるでしょう。

なお、eスポーツスクールで学ぶ主な内容はゲームの技術や考え方であり、英語専門のレッスンとは異なります。英語学習を目的にする場合は、学校の学習、英会話、家庭での取り組みなどと組み合わせながら、ゲームを「英語に興味を持つきっかけ」として活用するのがおすすめです。

よくある質問

ゲームと英語学習の関係では、「どのくらい効果があるのか」「親として何をすればよいか」といった疑問がよく聞かれます。ここでは、小中学生の保護者の方が知っておきたい質問に、分かりやすくお答えします。

Q. 英語版のゲームにすれば、小学生でも英語が話せるようになりますか?

英語版のゲームにするだけで、すぐに話せるようになるわけではありません。ただ、英語の音や表現に親しみ、「知りたい」「使ってみたい」と思うきっかけにはなります。

まずは、日本語版で遊びながら英語を一語調べる、海外動画の短いフレーズをまねるなど、無理のない方法から始めるとよいでしょう。

Q. ゲームで覚えた英語は、学校の英語にも役立ちますか?

基本単語や短い表現への親しみは、学校英語を学ぶ際のプラスになることがあります。一方で、ゲーム特有の略語や表現だけでは、文法・読解・英作文などを十分に補えません。

「ゲームで知った英語」と「学校で習う英語」をつなげる意識が大切です。たとえば学校で習った「run」「help」「team」などをゲーム内で探すと、学習内容が身近に感じられます。

Q. 子どもが英語には興味を示さず、ゲームばかりしています

まずは、ゲームを好きな気持ちを否定せず、「何のゲームが面白いの?」「どんな言葉が出てくるの?」と会話してみることがおすすめです。興味を持てない段階で英語学習を強く押し付けると、ゲームも英語も負担になってしまうことがあります。

「一つ英語を見つけたら教えてね」と軽く声をかける程度でも、子ども自身の気づきにつながる場合があります。楽しさを土台に、小さな発見を積み重ねていきましょう。

Q. 英語学習に向いているゲームのジャンルはありますか?

特定のジャンルだけが英語学習に向いているわけではなく、本人が「もっと知りたい」と思えるゲームを選ぶことが基本です。そのうえで、アイテム名やミッションの説明、短いボイスチャットなど、英語に触れる場面が多いゲームは活用しやすいでしょう。

FortniteやApex Legendsなどのチーム対戦ゲームでは、短い指示や状況共有の表現に出会いやすい傾向があります。一方、物語を楽しむゲームでは、会話やストーリーに触れながら英語への興味を広げられる場合があります。

Q. ゲーム内の略語ばかり覚えても大丈夫ですか?

「GG」「AFK」「NPC」などのゲーム用語や略語は、そのまま学校の英語に出題されるものではありません。しかし、英語には実際に使う場面があると知る経験にはなります。

略語を知ること自体を目的にするのではなく、「正式にはどういう言葉なのか」「どんな場面で使うのか」まで一緒に調べてみましょう。興味を広げる入口として活用しながら、基本単語や文章にも目を向けることが大切です。

Q. 海外プレイヤーとのボイスチャットは必要ですか?

英語に触れるために、知らない海外プレイヤーとボイスチャットをする必要はありません。特に小中学生の場合は、オンライン上の安全を優先し、無理に会話の機会をつくらないことが大切です。

海外大会の配信を見る、英語の実況を聞く、家族や信頼できる友人と簡単な英語フレーズを使ってみるなど、安全な方法でも英語への親しみは育てられます。オンライン機能を使う場合には、年齢に応じた設定と保護者の見守りを行いましょう。

Q. 親が英語を苦手でも、サポートできますか?

英語が得意でなくても問題ありません。保護者の役割は、すべてを教えることではなく、子どもの「知りたい」を応援することです。

「その英語はどういう意味?」「一緒に調べてみようか」「前にも見た言葉だね」といった声かけだけでも、十分なサポートになります。辞書アプリや翻訳機能を親子で使いながら、発見を楽しむ姿勢を共有してみてください。

Q. 毎日どのくらい英語に取り組めばよいですか?

ゲームを通じた英語への取り組みは、長時間行うことより、短くても続けることが重要です。まずはプレイ後に一語調べる、英語の動画を30秒見る、覚えた表現を一回声に出すなど、数分でできることから始めましょう。

「英語のためにゲーム時間を増やす」のではなく、決めたプレイ時間のなかで小さな学びを見つける考え方がおすすめです。生活リズムや学校の課題を優先し、家庭に無理のないペースを選びましょう。

Q. 英検対策としてゲームを活用できますか?

ゲームだけで英検対策を完結させることは難しいでしょう。英検には語彙、文法、読解、リスニング、ライティングなど幅広い力が求められるため、問題集や授業、英会話などによる学習も必要です。

ただし、ゲームで英語に親しんでおくことは、英語学習を始める心理的なハードルを下げる助けになります。ゲームで見つけた単語を英検の学習で再確認したり、リスニングへの抵抗感を減らしたりする補助的な活用が考えられます。

Q. 中学生になってから始めても遅くありませんか?

中学生から始めても遅くはありません。好きなゲームやeスポーツへの関心がある時期なら、「海外の攻略情報を見たい」「英語の実況を理解したい」という気持ちが、英語を学ぶ原動力になることがあります。

小学生・中学生のどちらであっても、最初から多くを覚えようとせず、自分が興味を持てる表現から取り組むことが継続のコツです。英語への苦手意識がある場合も、「ゲームで使う一語」から始めれば、学びの入口をつくりやすくなります。

Q. ゲームを英語学習に結び付けると、子どもが嫌がりませんか?

子どもがゲームを「勉強の時間」に変えられたと感じると、負担や反発につながることがあります。英語学習を義務にしすぎず、子どもが自分から気になった言葉を拾えるようにすることが大切です。

保護者の方は、「今日は何個覚えたの?」と結果を求めるよりも、「どんな言葉が出てきた?」「それ、面白いね」と関心を向けるのがおすすめです。学びの量より、英語に前向きな感情を育てることを優先しましょう。

まとめ:好きなゲームを、英語への最初の一歩に

ゲームは、小中学生が英語に自然に触れ、「英語が分かるともっと楽しい」と感じるきっかけになります。学力を伸ばすためには学校学習なども必要ですが、興味を出発点にすることは、長く学び続ける力につながります。

ゲーム内の英語を一語調べる、海外のプレイ動画を少し見る、短いフレーズをまねしてみる。こうした小さな行動から始めれば、英語は遠い教科ではなく、好きな世界を広げるための身近なツールに変わっていくはずです。