【eスポーツ×科学】日本代表も実践!『ぷよぷよ』最年少代表・ゆうき選手が体験した最新トレーニングとは?
eスポーツというと、
「たくさんゲームをプレイすれば上手くなる」
というイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし現在では、プレイ時間だけでなく、視線・心拍数・集中力などをデータとして分析し、競技力向上につなげる取り組みも始まっています。
その象徴ともいえるのが、ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)内に新設された**「HPSC ESPORTS LAB」**です。
『ぷよぷよeスポーツ』日本代表のゆうき(栗原悠輝)選手が、実際にこの施設で最新のトレーニングを体験しました。 eSports World(eスポーツワールド)
HPSC ESPORTS LABとは?


HPSCは、オリンピックやパラリンピックをはじめとするトップアスリートの競技力向上を支える日本の強化拠点です。
スポーツ医・科学の研究を行う国立スポーツ科学センター(JISS)や、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)などが連携し、トレーニングだけでなく、心理面や栄養面など幅広いサポートを行っています。
そんなHPSC内に、2026年、新たにeスポーツ選手の強化・研究を目的とした**「HPSC ESPORTS LAB」**が設置されました。
この施設では、
- アイトラッキングによる視線計測
- 心拍数の測定
- 脳波計測
- サーモグラフィー
などを用いて、プレイヤーの状態やプレイ中の動きをデータとして分析することができます。
つまり、これまで「感覚」で行われることも多かったゲームのプレイを、データで確認できるようになるということです。
日本代表・ゆうき選手が視線を分析!
今回トレーニングを体験したのが、『ぷよぷよeスポーツ』日本代表のゆうき選手です。
ゆうき選手はプレイ中にアイトラッキングを使用し、
「どこを見てプレイしているのか」
を確認しました。
その結果、本人が思っていた以上に相手の盤面を見ていない場面があったことが判明。
また、試合中の心拍数についても、自分が感じていた緊張感ほど数値が上がっていなかったことに驚いたと話しています。 eSports World(eスポーツワールド)
ゲームをプレイしている本人でも、自分の視線や身体の状態を正確に把握することは簡単ではありません。
こうした部分をデータとして確認できるのは、非常に興味深いポイントです。
『ぷよぷよ』で重要な「凝視」
『ぷよぷよ』の上級者に求められる技術のひとつに、**「凝視」**があります。
凝視とは、自分の盤面だけを見るのではなく、相手の盤面も確認しながら、
「相手がいつ攻撃してくるのか」
「どのくらいの連鎖を作っているのか」
といった情報を判断する技術です。
初心者の場合、自分のぷよを積むだけで精いっぱいになりやすいですが、上級者になるほど相手の状況まで確認しながらプレイしています。 eSports World(eスポーツワールド)
今回アイトラッキングを使用したことで、ゆうき選手自身も視線の使い方を客観的に確認。
今後、苦手としている中盤戦などの改善にも活用できる可能性があるとしています。
日本代表でも練習時間は「1日1時間ほど」

今回のインタビューでもうひとつ興味深いのが、ゆうき選手の練習時間です。
ゆうき選手は6歳ごろから『ぷよぷよ』を始め、本格的に取り組むようになりました。
しかし普段の練習時間については、やらない日もあり、プレイする日でも1時間程度だと話しています。 eSports World(eスポーツワールド)
これは、
「長くゲームをすれば必ず上達するわけではない」
ということを考えるうえでも興味深いポイントです。
もちろん競技やプレイヤーによって必要な練習時間は異なります。
ただ、
「何時間プレイしたか」
だけではなく、
「何を意識して練習したか」
という部分も、上達するためには非常に重要です。
eスポーツも「振り返り」が重要
これは『ぷよぷよ』だけの話ではありません。
例えばVALORANTなら、
「クロスヘアをどこに置いていたか」
「マップをどのくらい確認していたか」
「味方の位置を把握していたか」
Apex Legendsなら、
「戦闘中どこを見ていたか」
「敵だけに集中して周囲を確認できていなかったか」
「味方との距離を確認できていたか」
Fortniteなら、
「建築中に敵の位置を確認できていたか」
「資材や残り人数などの情報を見られていたか」
など。
自分では「できている」と思っていても、実際にプレイを振り返ると改善点が見つかることはたくさんあります。
今回のHPSC ESPORTS LABの取り組みは、eスポーツでもプレイを客観的に分析することが重要だということを改めて示しているのではないでしょうか。
eスポーツが本格的な競技へ
2026年9月19日から10月4日まで開催された第20回アジア競技大会では、eスポーツも正式競技として採用されています。
ゆうき選手も『ぷよぷよeスポーツ』の日本代表として大会に出場しました。
さらに、これまでオリンピック・パラリンピック選手などを支えてきたHPSCにeスポーツ専用の施設が設けられたことも、大きな変化といえるでしょう。
単に「ゲームが上手い」というだけではなく、
練習方法・メンタル・身体の状態・データ分析
なども含めて、eスポーツ選手を支える環境が整いつつあります。
AFRASでも「考えながら上達する」
eスポーツスクール**AFRAS(アフラス)**でも、ただゲームを長時間プレイするだけではなく、
「なぜ負けたのか」
「どこを改善すればいいのか」
「次の試合では何を意識するのか」
といった振り返りを大切にしています。
自分一人でプレイしていると、
「なんとなく負けた」
「エイムが悪かった気がする」
で終わってしまうこともあります。
しかし、経験のある講師と一緒にプレイを確認することで、自分では気づかなかったクセや課題を発見できることがあります。
ゲームの上達に必要なのは、プレイ時間だけではありません。
正しい課題を見つけ、正しい方法で練習すること。
今回のHPSC ESPORTS LABのように、プレイを客観的に振り返ることは、これからのeスポーツにおいてさらに重要になっていきそうです。
まとめ
『ぷよぷよeスポーツ』日本代表・ゆうき選手が体験した「HPSC ESPORTS LAB」では、視線や心拍数など、これまで感覚でしか分からなかった部分をデータとして確認する取り組みが行われています。
トッププレイヤーであっても、自分では気づいていなかった改善点が見つかる。
これは、これからゲームを上達したい人にとっても非常に参考になる考え方です。
AFRASでも、
「もっとランクを上げたい!」
「自分の悪いところを知りたい!」
「もっと効率よくゲームが上手くなりたい!」
という方に向けて、それぞれのレベルに合わせたレッスンを行っています。
ゲームを「なんとなくプレイする」から、考えて上達するeスポーツへ。
興味のある方は、ぜひAFRASでeスポーツを学んでみてください!
