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コラム

小学生の平均的なゲーム時間について!目安やルール作りのコツを紹介

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小学生の子どもがゲームに熱中する姿に、何となくモヤモヤしてしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。「いつまでゲームしてるの?」「宿題は終わったの?」と小言のように声をかけてしまい、子どもが機嫌を損ね、やらなければならない事も終わらずに悪循環を繰り返してしまうという悩みも多く聞かれます。

子どもにとって、ゲームは刺激が強く夢中になりやすいものです。とは言え、これからの時代、ゲームと切り離し続けることも難しいでしょう。今からどもとゲームの付き合い方を学習させることで、今後の不安も軽減できるかもしれません。

この記事では、小学生のゲーム時間について詳しく解説します。合わせて、小学生の子どもとゲーム時間のルールを作るポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【グラフで解説】小学生のゲーム時間の平均は?

小学生のゲーム時間の平均は、平日は1時間程度、休日が2時間程度となっています。

詳細をみていこうと思いますが、小学生のゲーム時間について考える前に、世間の小学生は1日にどれくらいの時間ゲームやスマホなどのデジタル機器に触れているのかを知ることも重要です。世間一般の平均値と家のルールがあまりに乖離していると、子どもの友達付き合いに支障をきたしたり、ルールに不満を覚えて約束を守らなくなったりする可能性もあるでしょう。

令和8年全国学力・学習状況調査によると以下の調査結果が報告されています。

4時間以上21.7%
3時間以上、4時間より少ない15.6%
2時間以上、3時間より少ない19.9%
1時間以上、2時間より少ない20.9%
30分以上、1時間より少ない11.1%
30分より少ない5.8%
スマートフォン等を持っていない4.5%

「今時の小学生はそんなにSNSや動画視聴をしているの?」と驚いた保護者の方も多いでしょう。こちらの調査では、平日のスマホ時間の長さに比例して学習調査テストの正答率が低下している調査結果も合わせて報告されています。

学習調査テストに関しては、国語・算数教科において正答率が高いのが平日のスマホ時間を「30分より少ない」としているグループでした。小学生にとって理想的なスマホ時間やゲーム時間を考える際に興味深い結果として捉えられます。

参考:令和8年全国学力・学習状況調査

平日の場合

上記のデータは主にSNSや動画視聴にかけている時間ですが、2021年に行われたある調査では小学生が平日の1日にプレイするゲーム時間は1時間という回答が最も多かったという結果も公表されています。

ただし、これらは子どもが習い事をしているのかによっても変動がみられます。学習塾やスポーツの習い事をしている子どもの場合、どうしても平日にゲームができる時間は1時間程度であるというケースも少なくありません。

休日や夏休み(長期休業)の場合

同調査では、休日のゲーム時間を2時間としている回答が最多であったことも報告されています。

平日に1時間のルールを作っているのであれば、休日だからといってあまり長時間にしすぎず、とはいえ休日位は子どもも楽しめるようにと、やや長めに時間設定をしている家庭が多いと考えられます。

保護者が感じる小学生のゲーム時間に関する不安

小学生の子どもを持つ保護者のなかには、ゲーム時間に関して以下のような不安を感じているという声も多く聞かれます。

ゲーム障害(ゲーム依存)にならないか心配

ゲーム障害とは、ゲームに対する依存症を指す病気です。「ゲームばかりやりたがる」「ゲームをし始めると周りの声が届かなくなる」といった子どもの様子に、依存に対する不安を感じている保護者も多くいます。

確かに、子どもにとってゲームは非常に刺激的で依存性の高いエンタメです。だからこそ、保護者の庇護下にある小学生のうちに適切な付き合い方を指導しなければ、中学生・高校生・大学生・社会人と、自己管理をするようになった頃に本格的なゲーム障害を患ってしまうリスクがあります。

適切なゲーム時間目安がわからない

自分がゲームをするという保護者の方ほど「小学生の子どもにとっての適切なゲーム時間がわからない」という方も多いです。自分自身が優先順位をつけて必要なタスクをこなし、合間にゲームをするからこそ「1日のゲーム時間」という概念を考えにくく、子どもにどのような制限を設けるべきか悩んでいる人も少なくありません。

「やらなければいけない事をすればゲームをしてもOK」というルールを作っている家庭もありますが、自制心の弱い小学生の場合、嘘をついて「宿題が終わったからゲームをしたい」と要求するなど、さらなるトラブルを引き起こすこともあります。

小学生のうちは、ある程度の制限を設けることが重要です。

成績が低下しないか心配

こちらは自分自身がゲームをしない保護者の方に多く聞かれる不安です。ゲームをすることで成績が下がってしまうのではないかと不安を感じる声が聞かれます。

しかし、元々勉強をしない子からゲームを取り上げたとしても、暇な時間ができたからといって自主的に勉強に取り組むケースは少ないでしょう。成績に関して心配なのであれば、ゲームを取り上げるのではなく、学習時間を作ることが大切です。

ルールを守れない

「1日1時間まで」などのルールを作っても、子どもがルールを守らず、保護者に叱られて拗ねてしまい、家庭の雰囲気が悪くなるという困り事も多く聞かれます。

小学生はまだまだ自己管理を十分にできない子も多く、ルールに関しても夢中になると忘れてしまうことがあるでしょう。しかし、これから成長していくなかでルールを守ることは大切です。

自己の欲求よりもルールを重視できるよう、根気強い教育が必要でしょう。

オンラインで危険に巻き込まれないか不安

近年、オンラインゲームの普及により、小学生の子どもでも気軽にインターネットを利用するようになりました。そのなかで、知らない人と知り合ったり、友達同士でトラブルになったりしないかと心配される保護者も多いです。

今後、子ども達をインターネットから切り離し続けることは不可能です。だからこそ、小学生のうちからインターネットリテラシーを学び、安全に活用する方法を学ぶことも必要でしょう。

視力が低下しないか不安

近年、子どもの近視が増加していることから「視力が低下しないか不安」という保護者も少なくありません。実際に、近くの物を長時間見続けることは近視のリスクを高めると指摘されています。

特に、携帯型のゲーム機やタブレットなどを使用してゲームをしていると、長時間近い距離で画面を見続けることになるでしょう。しかし、これらは読書や勉強でも同じことが言え、テレビゲームや電子機器だけに限定されているものではありません。

参考:児童生徒の近視実態調査事業 近視について解説した資料(A3仕様)

ゲーム障害とは?

ゲーム障害とは、精神疾患の定義を定めるDSM5にも記載されている病気のひとつです。

ゲームに依存してしまうことで、不登校、引きこもりなどの社会生活上の問題が発生します。なかには、飲食を忘れて依存してしまうケースもあり、適切な治療が必要とされる依存症です。

●ゲーム依存のセルフチェック

1.インターネットに夢中になっている(違うことをしていても、ゲームのことを考えてしまう)

2.段々と現状で満足感を得られなくなり、徐々にゲーム時間が長くなっている

3.ネットやゲームの使用時間を制限しようとしたが、失敗したことがある

4.ネットやゲームの時間を制限しようとしたとき、イライラしたり落ち着かなかったり、不機嫌になったりした

5.ゲームを始める前に考えていたよりも、長い時間ゲームをしている

6.ネットやゲームを優先するあまり、人間関係や社会生活(学校生活)において問題(遅刻やサボり、大切な会議や約束をドタキャンするなど)を起こしたことがある

7.ネットやゲームに熱中していることを隠すために、嘘をついたことがある

8.現実逃避のためにゲームをしている(嫌なことがあるとゲームをしたくなる)

5つ以上該当していると、病的なゲームの使用やゲーム依存が疑われます。また3~4つ該当している場合、不適切な使用方法になっておりルールの見直しや改善が必要です。

参考:https://www.mext.go.jp/content/20240828-mxt_kenshoku-000037357_02.pdf

小学生がゲームで得られるメリット

ゲームは小学生にとってデメリットだけを与えるものではありません。ゲームを健全にプレイすることで、以下のメリットが期待できます。

コミュニケーション能力の向上

近年、子ども達の間で人気が高まっているオンラインゲームでは、離れた場所に居ても友達と一緒にゲームをプレイできます。なかには、同じチームとして一緒に敵と戦うゲームも多く、子ども達には的確に目的を伝えるコミュニケーション能力が求められます。

相手に自分の意図が適切に伝わる言葉選びや顔の見えない相手に対して誤解を招く言葉を避けるなど、オンラインゲーム上でのコミュニケーションで得られる学びは少なくありません。

知的好奇心の向上

ゲームをプレイするなかで、歴史や建造物、アニメーション、ファッション、アクションなどさまざまな分野に興味を持つ子どもも多くいます。

特に歴史においては、ゲームで覚えた歴史と学校の授業で習う歴史が一致した際に「これってゲームでやったやつだ!」と史実に基づいていることに驚きや衝撃を受けることもあるでしょう。

ゲームを通して現実ならばなかなか触れることのできないジャンルに触れ、さまざまなことに好奇心を持てる心を育む効果も期待できます。

小学生とゲーム時間のルールを作る時のポイント

小学生とゲーム時間のルール作りをする際には、以下のポイントを押さえてみてください。子どもと保護者のお互いが納得でき、気持ちよくルールを守れる内容にまとめましょう。

低学年や高学年など年齢に合わせたルールを作る

年齢に合わせたルール作りは自己管理能力を段階的に育てる際にも役立ちます。子どもの年齢や能力、普段の生活態度に合わせてルールを設定するのもよいでしょう。

(例)

小学校低学年小学校中学年小学校高学年
平日のゲーム時間1時間未満1時間から1時間半1時間から1時間半
ゲームをする前の約束宿題と明日の準備を終わらせて、必ず保護者が確認する宿題を終わらせて、保護者が確認する
明日の準備は自分でする
宿題と明日の準備を自分でする
休日のゲーム時間2時間未満(途中で保護者が声をかけ、1時間ごとに15分休憩をする)2時間30分未満(途中で保護者が声をかけ、1時間ごとに15分休憩をする)
1日上限3時間
(1時間に15分自主的に休憩時間をとる)

子どもの成長を促すルール作りを考えてみましょう。

ゲームの懸念点を説明する

子どもにとって、大人がなぜゲームのルール作りをしようとしているのか理解できないケースも少なくありません。

保護者がゲームに対してどのようなことを心配しているのかを伝えることで、ルールに対する向き合い方が変わります。

子どもと話し合ってルールを決める

ゲーム時間のルールは必ず子どもと話し合って決めましょう。

大人の都合だけで決めたルールは、子どもにとって納得できず、ルールを守る意識が低くなる可能性が高いです。

納得してルールを守れるよう、子どもと一緒に考えることが大切です。

理想的なゲーム時間について話し合う

保護者と子ども、それぞれが考える理想のゲーム時間について話し合いましょう。

お互いの理想を知ることで、妥協点や時間設定の目安が見えてくるでしょう。

ルールを守る方法について話し合う

ルールを決めた際には、どのようにルールを守るかについても話し合います。ゲームをする前に宿題が終わったことを報告したり、タイマーを設定してからゲームをしたりするなど、約束を守るための方法を考えましょう。

時間や場所に関して柔軟に対応する

ゲーム時間やゲームをする場所に関しては、子どもの意見も聞きながら妥協できる範囲で柔軟に対応するのがおすすめです。

基本的にはリビングでゲームをすることを約束としている場合も、お友達が遊びに来た時は子ども部屋でしてもよいなど、子どもの都合を考えてあげることも大切でしょう。

「いつもルールをちゃんと守れているから、今日はいいよ」と声をかけるのがポイントです。臨機応変に対応してもらえるからこそ、ルールを普段から適切に守ろうという気持ちが生まれます。

ペナルティや制限を決める

小学生の子どもとルールを作る際には、必ずペナルティについても話し合いましょう。

まだまだ自制心が未熟でルールをつい破ってしまうこともあります。1回約束を破ったら2日間ゲームができない。2回目は3日間、3回目は4日間と、ペナルティに段階を設けるのもおすすめです。

完全に取り上げたり、「約束を守れないならゲームを捨てるよ」よいった脅しは、返って反発心を生んだり、ルールを守れなかった時に嘘をつくきっかけを作ってしまうこともあります。

随時ルールを見直す

ルールを作った後も、定期的にルールを見直して、ライフスタイルや子どもが実践できているかによって変更していきましょう。一度でルールを完成させるのではなく、保護者も子どもも納得して実践できるルールを徐々に作っていく意識が大切です。

小学生のゲーム時間はルール作りが重要

今回は小学生のゲーム時間とルール作りについて紹介しました。小学生はまだ自己管理能力や自制心が未熟なため、適切なルールの運用してゲーム時間を設けるのがよいでしょう。

AFRAS(アフラス)のキッズジュニアコースでは、ゲームの付き合い方も教えていきます。そのため小学生を通わせている保護者からもらう一番多い声は、「だらだらゲームをすることがなくなった」です。

ゲームを取り上げるのは現在の世の中ではほぼ不可能なもの。早い段階からゲームとの付き合い方を学び、eスポーツとして取り組むことを知れば、ネガティブな要素はほぼ無くなります。社会性スキルを身につけることもできます。教授や医師、東大生たちもおすすめするeスポーツを、ぜひ体感してみてください。