2026年10月15日~11月14日の日程で LOLの世界大会(League of Legends World Championship;WCS)が開催されています。本稿では、最近 LOLに興味を持ち始めた方に向けて、LOL世界大会の流れや大会形式、日本語実況解説のチャンネルなどを紹介します。
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Worlds(LoL世界大会)とは
Worlds(League of Legends World Championship)は、リーグ・オブ・レジェンドの年間世界王者を決める最高峰の大会です。2026年はアメリカで10月15日から11月14日まで開催され、T1が4連覇に挑んでいます。
LOLの国際大会には MSIと WCSがあり、2024年からはサウジアラビアカップも始まりました。なかでも WCS(League of Legends World Championship, WORLDSとも)は LOL界で最も注目度の高い大会です。日本で「LOLの世界大会」と言えば、基本的には MSIではなく、WCSを指します。
近年、競技シーンでのLOLはどの国もほぼ同じ時期に地域リーグが開催されるようになりました。国際大会も含めた年間の予定は凡そ以下のようになっています。
1~3月頃:地域リーグ、Spling Split
5月頃:MSI
6~8月頃:地域リーグ、Summer Split
10月頃:WCS
各地域リーグの上位数チームが MSIや WCSの出場権を獲得し、他地域を勝ち上がった代表チームと対戦します。
WCSは、文字通り世界最高峰のチームが集結する舞台です。自身が普段遊んでいる LOLとはあまりに次元が違うため、初めて観戦する方は何が起きているか全く分からないかもしれません。それでも LOLへの理解度は確実に高まりますし、友人と LOLについて語り合うことができます。
一般的なスポーツ観戦などとも通じるところがありますが、同じチームを応援することによる一体感、勝利や超絶プレーへの感動はこうした大きな舞台でしか感じられないものです。幸いなことに LOLの世界大会は無料で観戦できますし、実況解説付きで楽しむチャンネルも数多く存在します。
ぜひ、この機会に LOL世界大会を一緒に楽しみましょう。
Worlds 2026の日程と大会形式
Worlds 2026はプレイインステージ、スイスステージ、ノックアウトステージの3つのステージで行われ、世界の19チームが出場します。日本とアメリカは時差が大きいため、日本では深夜から早朝の配信になります。
最新の対戦日程はLoL Esports公式サイトで確認できます。
プレイインステージ
日程:10月15~18日 開催地:ロサンゼルス(アメリカ)
プレイインステージには韓国・中国のチームは登場せず、Cloud9、Karmine Corp、MVK Esports、FURIAの4チームが出場しました。BO5のダブルエリミネーションで行われ、優勝した1チームだけがスイスステージに進みます。
プレイインステージには以下のチームが参加します。
ヨーロッパ第3シード – MAD Lions KOI(MAD)
北アメリカ第3シード – 100 Thieves(100)
アジア太平洋第1シード – PSG Talon(PSG)
アジア太平洋第2シード – Fukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)
ベトナム第1シード – GAM Esports(GAM)
ベトナム第2シード – Vikings Esports(VKE)
ブラジル – paiN Gaming(PNG)
ラテンアメリカ – Movistar R7(R7)
過去大会ではプレイインステージに中国、韓国チームが登場していましたが、本大会からは登場しなくなりました。また、プレイイン突破のチーム数も過去大会より増え、プレイイン突破が容易になっています。
日本が WCSのプレイインステージを突破したのは、2021年のDFMが最初で最後となっており、次のステージへ駒を進められるかどうかに注目が集まります。
スイスステージ
日程:10月23~31日 開催地:アレン(アメリカ・テキサス州)
スイスステージはいわゆる「本選」であり、中国、韓国を含めたすべてのチームが出揃います。
スイスステージの初戦は「メジャー地域リーグの第1シード」vs「プレイインステージ突破チーム」、及び「メジャー地域リーグの第2シード」vs「メジャー地域リーグの第3シード」を行い、この際同一地域のチームとは対戦しません。
第2試合以降は同一成績のチームと対戦するようになり、地域の縛りはなくなります。これを繰り返し、3勝したチームは次のステージへ進出、3敗したチームはステージ敗退です。つまり、弱いチームとだけ戦ってステージ進出を決めることはできない仕組みになりました。
各試合はBO1で進みますが、次ステージへの進出、またはステージ敗退をかけた試合はBO3で行われます。
スイスステージに参加するのは以下のチームです。
中国第1シード – Bilibili Gaming DreamSmart(BLG)
中国第2シード – TOP Esports(TES)
中国第3シード – LNG Ninebot Esports(LNG)
中国第4シード – WeiboGaming TapTap(WBG)
韓国第1シード – Hanwha Life Esports(HLE)
韓国第2シード – Gen.G(GEN)
韓国第3シード – Dplus KIA (DK)
韓国第4シード – T1 (T1)
ヨーロッパ第1シード – G2 Esports(G2)
ヨーロッパ第2シード – Fnatic(FNC)
北アメリカ第1シード – FlyQuest(FLY)
北アメリカ第2シード – Team Liquid Honda(TL)
+プレイインステージ突破の4チーム
前回大会優勝の韓国T1は地域リーグでは不調で、韓国第4シードにギリギリで滑り込みました。ただし、メンバーは前回大会と変わっていません。メタも新たに変わるWCSに向けて調整を行ってくることでしょう。
ノックアウトステージ
日程:11月3~14日(準々決勝・準決勝・決勝)
ノックアウトステージはスイスステージの順位によって組み合わせの決まるトーナメントです。シングルエリミネーション(1敗で敗退決定)のBO5を行います。
ここからは同じ相手と何度も連続で試合をすることになり、各選手の得意不得意や前試合を踏まえたバンピックがより重要になります。対戦カードによっては、ここで事実上の決勝戦が繰り広げられるかもしれません。
Final
日程:11月14日 開催地:ニューヨーク(ブルックリン) 試合時間:日本時間 翌日4時~
決勝もBO5です。勝ち上がるまでに幾度か対戦した組み合わせもあり得るため、お互いの手の内も、メタもある程度分かった状態で対戦します。
3連覇中のT1が4連覇を達成するか、LCK王者のGen.Gや中国のBilibili Gamingなどがそれを阻むかに注目が集まっています。
大会パッチ
LOLでは頻繁にパッチ調整があり、そのたびにメタが変更しますが、WCSやMSIなどの大会は特定のパッチに準拠し、メタ変更の影響を受けません。WORLDSを戦う選手たちは外界のオンラインLOLとは異なるパッチで戦うことになります。
大会で使用されるパッチは、大会前にRiot Gamesから発表されます。
また、試合序盤のタワー耐久力が増し、近年プロシーンで頻繁に見られるレーンスワップのデメリットが大きくなる調整がなされました。ただし、この調整ではスワップのメリットを相殺できず、WCSでもスワップが主流になるのではないかと危惧されています。
配信
以下ではWCSの配信を行っているチャンネルを紹介します。
LoL Esports JP
WCSの詳細な日程はLoLEsports.com(※)で確認でき、こちらのサイトから現在進行中の試合実況に飛ぶことができます。また、日本語実況解説動画はYoutube上にアップされます(※)。
(※)https://lolesports.com/ja-JP
(※)https://www.youtube.com/c/lolesportsjp
RiotGamesJP
RiotGames日本公式のTwitchチャンネル(※)ではLJLのキャスター陣による日本語実況解説が放送されます。
(※)https://www.twitch.tv/riotgamesjp
日本語実況ウォッチパーティー
WCSでは公式ウォッチパーティーが行われています。現地とのタイムラグなしに、実況者の解説の下、試合を観戦することが可能です。
日本でも、ストリーマーによる日本語のウォッチパーティーが開催されることがあります。参加者は大会ごとに変わるため、公式の告知を確認しましょう。
Music Video
Worldsのもうひとつの楽しみが、大会に合わせて発表されるテーマ曲とミュージックビデオです。2026年のテーマ曲は、True Damageの「Know My Name」です。

LOLのworldsの歴代優勝チームは?
LOLの世界大会の歴代優勝チームは以下の通りです。
| トーナメント | 優勝チーム | メンバー |
|---|---|---|
| 2025 World Championship | T1 | Doran Oner Faker Gumayusi Keria |
| 2024World Championship | T1 | Zeus Oner Faker Gumayusi Keria |
| 2023World Championship | T1 | Zeus Oner Faker Gumayusi Keria |
| 2022 World Championship | DRX | Kingen Pyosik Zeka Deft BeryL |
| 2021 World Championship | EDward Gaming | Flandre JJiejie Scout Viper Meiko |
| 2020 World Championship | DAMWON Gaming | Nuguri Canyon ShowMaker Ghost BeryL |
| 2019World Championship | FunPlus Phoenix | GimGoon Tian doinb lwx Crisp |
| 2018 World Championship | Invictus Gaming | TheShy Ning Rookie JackeyLove Baolan |
| 2017World Championship | Samsung Galaxy | CuVee Ambition Haru Crown Ruler CoreJJ |
| 2016World Championship | SK Telecom T1 | Duke Bengi Faker Bang Wolf |
| 2015World Championship | SK Telecom T1 | MaRin Bengi Faker Bang Wolf |
| 2014World Championship | Samsung White | Acorn Spirit Dade Deft Heart |
| Season 3 World Championship | SK Telecom T1 K | Impact bengi Faker Piglet PoohManDu |
| Season 2 World Championship | Taipei Assassins | Stanley Lilballz Toyz BeBe MiSTakE |
| Riot Season 1 World Championship | Fnatic | xPeke CyanideFI Shushei LaMiaZealot Mellisan |
LoLが1番盛んな地域である韓国のチームの優勝が非常に多くなっています。また、2013年開催のSeason 3 World Championship以降、優勝チームには必ず韓国のプロ選手が所属しています。
韓国のT1(SK Telecom T1時代を含む)は2025年に3連覇を達成し、最多の6回優勝しています。Fakerはそのすべてに出場している、LoLの伝説的な選手です。
大会で戦える実力は、日々の練習の積み重ねで身につきます。アフラスでは、プロプレイヤーでもある講師がマンツーマンで教えます。
LOLの世界大会の賞金は?
LOLの世界大会の賞金は2019年から445,000ドルで、最高額は2018年の2,418,750ドルとなっています。
2019年からは445,000ドル
LOLの世界大会の賞金は年ごとに変わっていますが、2019年からは445,000ドルとなっています。日本円に換算(1ドル150円換算)すると、6675万円になります。他のeスポーツに比べると、そこまで高い金額ではありません。例えば、VALORANTの優勝賞金は1,000,000ドルであったり、APEXの世界大会は600,000ドルであったりと、LOLの世界大会よりも高額です。
最高額は2018年の世界大会
LOLの世界大会の優勝賞金の最高額は2018年の2,418,750ドルです。2018年の優勝賞金は他のeスポーツの優勝賞金よりも高めになっています。また、合計の賞金も6,450,000ドルとかなり高いものになっています。しかし、その翌年の2019年からは総額賞金は半額以下の2,225,000ドルです。
LOLの世界大会WCSのテーマ曲一覧
LOLの世界大会WCSのテーマ曲一覧は以下の通りです。
| 年 | 曲名 | アーティスト |
| 2014年 | Warriors | Imagine Dragons |
| 2015年 | Worlds Collide | Nicki Taylor |
| 2016年 | Ignite | Zedd |
| 2017年 | Legends Never Die | Against The Current |
| 2018年 | RISE | The Glitch Mob, Mako, and The Word Alive |
| 2019年 | Phoenix | Cailin Russo and Chrissy Costanza |
| 2020年 | 継承のとき | Jeremy McKinnon (A Day To Remember), MAX, Henry |
| 2021年 | Burn It All Down | PVRIS |
| 2022年 | STAR WALKIN’ | Lil Nas X |
| 2023年 | GODS | NewJeans(뉴진스) |
| 2024年 | Heavy Is The Crown | Linkin Park |
| 2026年 | Know My Name | True Damage |
2014年からアーティストが制作した楽曲がテーマ曲なっており、2014年より前はテーマ曲はありません。2014年以前はテーマ曲ではなく、オープニングというイメージでアニメーションが制作されています。
2014年:Warriors/Imagine Dragons
2014年のLOL世界大会WCSのテーマ曲は、世界的に有名なロックバンドであるImagineDragonsのWarriorsです。WCS初のテーマソングということもあり、LOLのYouTubeチャンネルに投稿されているImagineDragonsのWarriorsは4.3億再生を突破しています。
2015年:Worlds Collide/Nicki Taylor
2015年のWCSのテーマ曲はNicki TaylorのWorlds Collideです。世界大会で強豪チームに挑戦し、世界大会で最終的な判断をできるのかというLOLのeスポーツを象徴した曲になっています。
2016年:Ignite (ft. Zedd)
2016年のWCSのテーマ曲は大人気アーティストのZeddのIgniteです。LOLの世界大会WCSで戦う選手たちの熱い闘志が描かれている曲です。Zeddの曲ということもあり、LOLの公式YouTubeチャンネルに投稿されたIgniteは1億再生を突破しています。
2017年:Legends Never Die (ft. Against The Current)
2017年のテーマ曲はアメリカのロックバンドAgainst The CurrentのLegends Never Dieです。 LOLの選手たちが努力をして、挑戦をして何回も立ち上がる様子が描かれています。WCSのテーマ曲のなかでも人気が高く、さまざまなアーティストがカバーをしています。
2018年:RISE/The Glitch Mob, Mako, and The Word Alive
2018年のLOL世界大会WCSのテーマ曲はThe Glitch Mob, Mako, and The Word Aliveによって製作されたRISEです。出場チームや有名選手が登場しており、LOLが好きな人は必見のMVになっています。
2019年:Phoenix/Cailin Russo,Chrissy Costanza
2019年のWCSのテーマ曲は Cailin RussoとChrissy Costanzaによって製作された、Phoenixです。強敵に挑むことや、自分自身を超えることが描かれている曲で、MVないにFaker選手やCaps選手、Rookie選手が登場しています。
2020年:継承のとき(Take Over) /Jeremy McKinnon (A Day To Remember), MAX, Henry)
2020年のWCSのテーマ曲はJeremy McKinnon (A Day To Remember), MAX, Henry)によって製作された、継承のとき(Take Over)です。曲名の通り、伝説を引き継ぐという内容が描かれているMVになっています。
2021年:Burn It All Down/PVRIS
2021年のWCSのテーマ曲はPVRISのBurn It All Downです。MVでは各リーグのチームが競い合っている描写から、WCSに挑戦して競い合うシーンが描かれています。
2022年:STAR WALKIN’/Lil Nas X
2022年のWCSのテーマ曲はLil Nas XのTAR WALKIN’です。挑戦をし続けるLOLのプロ選手たちが描かれている曲になっています。
2023年:GODS/NewJeans(뉴진스)
2023年のテーマ曲はKPOPアイドルのNewJeansのGODSです。MV内では、2022年のWCSで優勝したメンバーのひとりである、Deft選手の道のりが描かれています。Deft選手は高校の同級生にFaker選手がいいて、その様子がMVで描かれているのも注目ポイントです。
2024年:Heavy Is The Crown/Linkin Park
2024年のWCSのテーマソングは世界的ロックバンドLinkin ParkのHeavy Is The Crownです。MV内にT1を始めとした選手たちが登場していて、LOLを知っている人なら見ているだけで熱くなる曲になっています。
LOLの世界大会に関するよくある質問
最後に、LOLの世界大会についてよくある質問にお答えします。
LOLの世界大会(WCS)とはどんな大会ですか?
リーグ・オブ・レジェンドの年間世界王者を決める最高峰の大会です。LOLの国際大会にはMSIとWCSがありますが、日本で「LOLの世界大会」と言えば基本的にWCSを指します。
スイスステージはどのような仕組みですか?
第2試合以降は同一成績のチームと対戦し、3勝したチームは次のステージへ進出、3敗したチームはステージ敗退となります。各試合はBO1ですが、進出または敗退をかけた試合はBO3で行われます。
LOLの世界大会で最も多く優勝しているチームはどこですか?
韓国のT1(SK Telecom T1時代を含む)で、最多の6回優勝しています。2025年に3連覇を達成しており、Fakerはそのすべてに出場しています。
LOLの世界大会の優勝賞金はいくらですか?
2019年からは445,000ドルとなっています。最高額は2018年の2,418,750ドルで、この年は合計の賞金も6,450,000ドルでした。
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Worldsは2026年10月15日から11月14日までアメリカで開催され、日本語実況解説はYouTubeやTwitchで配信されます。
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