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コラム

日本のeスポーツクラブチーム7選!所属を目指す方法も解説

eスポーツ全般

プロeスポーツ選手は、多くの場合クラブチームに所属します。チームでプレイする場合はもちろん、ソロプレイヤーの場合も、クラブチームに入ることでさまざまなメリットがあるからです。

契約に関する事柄を専門的なスタッフに任せられたり、クラブが雇用しているコーチやスタッフのサポートを受けられたりするため、eスポーツに集中できる環境を構築しやすくなります。

また、個人のeスポーツプレイヤーよりもクラブチームはスポンサーがつきやすいという利点もあるでしょう。eスポーツプレイヤーはこのような理由から、プロとして活動するためにクラブチーム契約を目指します。

この記事では、eスポーツの有名クラブチームを紹介します。合わせて、eスポーツプレイヤーがクラブチームに所属する方法なども紹介しているため、ぜひ最後まで読んでみてください。

eスポーツのクラブチームとは?

eスポーツのクラブチームとは、選手、コーチ、マネージャー、その他の専門スタッフなどが所属し、グループでeスポーツ活動を行う団体を指します。

専門スタッフには、分析をメインに行うアナリストや心理ケアスタッフ、広報など、さまざまな分野を担当する人材がいます。なかには、一般企業が母体となっているチームやスポンサー契約によって一般企業から融資を受けて活動しているクラブチームもあります。 多くのクラブチームでは、ゲームタイトルごとに部門を作り、多数のジャンルでeスポーツの競技活動を行っていることが多いです。

日本国内の有名eスポーツクラブチーム7選

日本国内にもさまざまなeスポーツクラブチームがあります。今回は、特に知名度の高い7チームを紹介します。

1.AXIZ WAVE

AXIZ WAVE(アクシズ ウェイブ)は、アックスエンターテインメント株式会社が運営しているeスポーツクラブチームです。2018年にShadowverse(シャドウバース)のチームとして設立し、同年のうちにLeague of legends(リーグオブレジェンド)部門も創設しました。2021年にはIdentity V 第五人格部門、2024年にはPokémon UNITE(ポケモンユナイト)部門がそれぞれ設立され、現在は「Identity V 第五人格」「Pokémon UNITE」「STREAMERS」の3部門で活動しています。

設立年2018年
公式サイトhttps://axizwave.jp/
競技ジャンルShadowverse、League of legends、Identity V 第五人格、Pokémon UNITE
主な実績・WCS2025日本予選 5月大会優勝(Pokémon UNITE)
・RAGE Shadowverse Pro League 19-20 League ・Championship優勝(Shadowverse)
・RAGE Shadowverse Pro League 23-24 League Championship優勝(Shadowverse)
・Call of the Abyss Ⅶ 第五人格ワールド ベスト8(Identity V 第五人格)
・RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24 2nd Season 構築部門優勝(Shadowverse)
・COAⅥ ベスト8(Identity V 第五人格)など

2.Crazy Raccoon

Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)は、株式会社Samurai工房が運営しているeスポーツクラブチームです。

2018年に創設され「ゲーマーをかっこよく魅せる」ことをモットーにeスポーツ活動を行っています。Crazy Raccoonは、有名eスポーツプレイヤーやストリーマーなども多数所属し、国際大会でも活躍している日本の代表的なeスポーツクラブチームのひとつです。これまでさまざまなゲームジャンルで活躍してきましたが、2026年現在は全10ジャンルで活動しています。

また、自クラブでeスポーツ大会を主催しており、Crazy Raccoon Cupは国内でも比較的大規模なeスポーツ大会として盛り上がりを見せています。

設立年2018年
公式サイトhttps://crazyraccoon.jp/
競技ジャンルFortnite、Apex Legends、VALORANT、Clash Royale、大乱闘スマッシュブラザーズ、ブロスタ、ストリートファイター、Overwatch、PUBG、Shadowverse
主な実績・Apex Legends Global Series – Championship Group Stage – APAC North優勝(Apex Legends)
・VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 Challengers 1優勝(VALORANT)
・Double Down 2022優勝(大乱闘スマッシュブラザーズ)

3.RIDDLE

RIDDLE(リドル)はeスポーツプレイヤーのボドカ氏が設立に関わったチームで、さまざまな企業とのスポンサー契約によってプロeスポーツチームとして活動しています。現在はLEVEL∞とのパートナーシップ契約によって運営されており、国内外で幅広く活躍している有名eスポーツチームです。

アマチュアチームとして発足しながらも、確かな実力の元スポンサーを得てプロeスポーツチームとなったRIDDLEは、若手eスポーツプレイヤーの憧れとも言える存在でしょう。

国際大会にも多数出場しており、世界からも注目されているクラブチームです。

設立年2016年(チーム発足)
2021年(プロチームとして始動)
公式サイトhttps://riddle.info/
競技ジャンルApex Legends、VALORANT、PARABOX、Fortnite、ストリートファイター
主な実績・VALORANT Challengers Japan 2025 Split2 優勝(VALORANT)
・VALORANT Challengers Japan 2024 Split1優勝(VALORANT)
・PARAVOX Championship International 2位(PARAVOX)
・VALORANT Challengers Japan 2024 Split2 Playoffs Grand Final優勝(VALORANT)
・ALGS YEAR SPLIT1出場(Apex Legends)
VCT Ascension Pacific 2024 ベスト4(VALORANT)

4.REJECT

REJECT(リジェクト)は、株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチームです。PUBGのゲーミングチームを設立後、運営法人を設立しクラブチームとして活動するようになりました。

eスポーツで活躍する一方、アパレルブランドの展開などもしており、さまざまな業界で注目されています。ロート製薬、NURO光、東京メトロ、Adobeなどの大手企業とスポンサー契約やパートナーシップ契約を結んでいることから、独自の手法が他業界からも注目されていることが伺えます。

設立年2018年
公式サイトhttps://reject.jp/
競技ジャンルPUBG MOBILE、IdentityⅤ第五人格、Pokémon UNITE、Apex Legends、VALORANT、Fortnite、ブロスタ、ストリートファイター、鉄拳、餓狼伝説、Teamfight Tactics、MARVEL RIVALS、大乱闘スマッシュブラザーズ、FC25、Shadowverse
主な実績・Apex Legends Global Series Year 4: Split1 Playoffs 優勝(Apex Legends)
・RAGE PUBG Mobile Invitational Challenge(PUBG MOBILE)
・Galaxy Championship オフライン大会 Duo(PUBG MOBILE)
・PMJC: PUBG Mobile Japan Championship Season 2 – 優勝(PUBG MOBILE)
・First Strike Japan 3位(VALORANT)

5.QT DIG∞(旧名:Sengoku Gaming)

QT DIG∞(旧名:Sengoku Gaming)は、QTnetが運営するプロeスポーツクラブチームです。2025年4月8日に株式会社戦国と吸収合併し、QT DIG∞として改めて活動しています。九州のeスポーツを盛り上げ世界で活躍することを目標に活動しており、今勢いにのっている国内クラブチームのひとつと言えるでしょう。

オリジナルゲーミングPCの開発や大学への訪問講義など、eスポーツに限らず業界全体を盛り上げる幅広い活動にも注目が集まってます。

設立年2025年
公式サイトhttps://qtdig.com/
競技ジャンルLeague of legends、VALORANT、Pokémon UNITE、GRAN TURISMO、FORTNITE、eFootball、大乱闘スマッシュブラザーズ、ApexLegends、荒野行動
主な実績・VALORANT Challengers Japan 2024 Split2 Playoffファイナル進出(VALORANT)
・2023荒野CHAMPIONSHIP 2.0 時空の扉 優勝(荒野行動)
・AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series 優勝(GRAN TURISMO)
・WILDRIFT JAPAN CUP 2022 MAIN STAGE 優勝(League of legends)

6.FENNEL

FENNEL(フェンネル)は、株式会社Fennelが運営するプロeスポーツチームです。eスポーツチームとしての活動だけでなく、大会の運営やアパレル事業なども手掛ける国内トップクラスの大規模クラブチームと言えます。

eスポーツチームが国内外で活躍するだけでなく、同社の開催する主催大会FELは多くの国内eスポーツプレイヤーに支持され、業界全体に貢献していると高い評価を得ています。

設立年2019年
公式サイトhttps://fennel-esports.com/
競技ジャンル荒野行動、Apex Legends、VALORANT、VALORANT女子、IdentityⅤ第五人格、League of legends、Clash Royale、Honor of King、大乱闘スマッシュブラザーズ、Pokémon UNITE
主な実績・PUACL2026 Japan League Playoff優勝(Pokémon UNITE)
・VALORANT Challengers Japan 2025 Split 3優勝(VALORANT)
・荒野CHAMPIONSHIP2022 優勝(荒野行動)
・2023 KOPL Season2 Grand Final(荒野行動)
・ALGS Winter Circuit #3 APAC North 優勝(Apex Legends)
・VALORANT Challengers 2024 Japan: Split 1 優勝(VALORANT)
・2023 COA VI 日本地区予選(IdentityⅤ第五人格)
・ポケモンワールドチャンピオンシップス2024優勝(Pokémon UNITE)

7.ZETA DIVISION

ZETA DIVISION(ゼータディビジョン)は、GANYMEDE株式会社が運営するeスポーツクラブチームです。2018年に設立したアマチュアゲーミングチームJUPITERが、2021年にZETA DIVISIONとしてプロeスポーツチームになりました。

VALORANTとOverwatchに関しては国内外から特に注目されている強豪チームです。日本人以外にも多国籍な選手が所属しており、国際大会などでも大いに活躍が期待されています。

設立年2018年(チーム発足)
2021年(プロチームとして始動)
公式サイトhttps://zetadivision.com/
競技ジャンルVALORANT、eFootball、Overwatch、IdentityⅤ第五人格、Fortnite、ブロスタ、大乱闘スマッシュブラザーズ、Teamfight Tactics、Pokémon UNITE、PARAVOX
主な実績・EVO Japan 2026 優勝(ストリートファイター)
・マエスマ’TOP#2 優勝(大乱闘スマッシュブラザース)
・Open Division 2019 Season 1 – Pacific 優勝(Overwatch)
・SEA Invitational presented by Overwatch Contenders準優勝(Overwatch)
・BS11CUP 全日本eスポーツ学生選手権大会- eFootball ウイニングイレブン 2020優勝(eFootball)
・VALORANT Game Changers Japan 2023 Split 1 優勝(VALORANT)
・VALORANT Game Changers Japan 2024 Split 2 優勝(VALORANT)
・Ultimate Fighting Arena 2022 優勝(大乱闘スマッシュブラザース)
・PUBG Mobile Japan League Season 2: Phase 2 Day 4 優勝(PUBG MOBILE)

eスポーツのクラブチームに所属する方法

eスポーツプレイヤーとして活動するなら、プロとして安定した環境が期待できるクラブチームへの加入を目指すのがよいでしょう。eスポーツのクラブチームには以下の方法で所属するケースが多いです。

スカウトを受ける

アマチュアeスポーツプレイヤーとしてさまざまな大会に出場し、高成績を残している場合、クラブチームからスカウトがくる可能性もあります。特に、クラブチームの主催大会などに参加するとスタッフの目に留まりやすいでしょう。

また、大会実績以外にもストリーマーとして活動している人が、クラブチームからスカウトされる例も多くあります。動画などで編集されている分、プレイなどを確認しやすく、クラブチーム側も検討しやすいメリットがあるようです。

トライアウトに参加する

クラブチームによっては、トライアウト(適正検査・選考会)を開催している場合があります。特に、新しい部門を発足する際には、トライアウトを行い有力プレイヤーの獲得を狙うクラブチームも多いでしょう。クラブチームのホームページなどを定期にチェックして、トライアウトの募集が行われていないか情報収集してみるのがおすすめです。

テスト生になる

eスポーツのクラブチームのなかには、将来有望な若手選手をテスト生としてクラブに所属させる手法をとっているケースもあります。将来的にeスポーツ選手として開花しそうなプレイヤーにスカウトをするケースが多いようです。

正式にプロとして契約などを行う訳ではないですが、テスト生としてチームに所属しながら実績を残すことで、プロeスポーツプレイヤーとして昇格・チーム契約に移行できる場合があります。

主に、中高生など若年層のプレイヤーを対象とすることが多いです。

自分でチームを作る

自分自身のeスポーツプレイヤーとしてのスキルに自信があるのであれば、自らクラブチームを作るのもよいでしょう。まずは、アマチュアチームとして大会などに参加し活躍することで、スポンサーになりたいという企業が現れる可能性もあります。

eスポーツ専門学校に入学するとクラブチームに入りやすいって本当?

eスポーツ専門学校のなかには、自校の母体団体がプロeスポーツクラブチームを運営していたり、クラブチームとスポンサー契約もしくはパートナーシップ契約を結んでいたりすることも珍しくありません。

これらの関係性から、自校の生徒を優先的にトライアウトなどに参加させやすいのは事実です。また、自校で開催するイベントのゲストとして、関わりのあるクラブチーム選手をゲストとして招待することもあります。必然的にプロeスポーツプレイヤーやスタッフの目に留まりやすいと言えるでしょう。

しかし、eスポーツ専門学校に通っているからといって必ずしもクラブチームに加入できる訳ではありません。あくまでeスポーツプレイヤーとしての適性によって判断されます。

eスポーツのクラブチームに所属するために重要なこと

eスポーツのクラブチームに所属するためには、eスポーツプレイヤーとしてのスキルが必要不可欠です。合わせて、クラブチームに所属するeスポーツプレイヤーには、ゲーミングスキル以外にもネットリテラシーやコンプライアンスへの理解なども求められます。

eスポーツクラブチームの多くは、スポンサーの支援があってこそさまざまな活動が可能になります。スポンサー契約はeスポーツプレイヤーが最高の環境でプレイするためにも欠かせないものです。

そんなスポンサー契約も、1人の選手の問題発言や問題行動、SNSの炎上などによって失われてしまうリスクがあります。プロを目指すのであればゲームスキルだけでなく、ネットリテラシーやコンプライアンスについても理解を深めておくことが必要でしょう。

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プロeスポーツプレイヤーを目指すのであれば、クラブチームに所属するかどうかも重要な問題です。今回紹介したクラブチームは国内でも有数のトップチームばかりです。

さまざまなクラブチームを知り、常に情報を集めてトライアウトやメンバー募集のチャンスを掴みましょう。

AFRAS(アフラス)は、ゲームについて学べるゲーミングスクールです。プロゲーマ―のマンツーマン授業を受けられるため、プロeスポーツプレイヤーを目指すうえで自分自身に足りないスキルを学ぶことができます。プロeスポーツプレイヤーを目指す人やゲーミングスキルを上げたい人は、ぜひAFRASをチェックしてみてください。

監修者

久野 瑛稀
eスポーツスクールAFRAS 金山校 校長

eスポーツ、FPSゲーム歴10年以上。
複数の対戦型FPSゲームにおいて上位ランクを獲得し、一つのタイトルでは世界ランキング一桁、最高8位を記録。
プレイヤーとしての活動に加え、中部地方を中心にeスポーツ大会やイベントの企画・運営・開催を行っており、eスポーツチームと連携したプランニングを得意としている。また、eスポーツスクールの校舎長として、多くの生徒の実力向上を行っている。