2025年もeスポーツの熱狂はとどまるところを知りません。世界規模の大規模大会から、初心者でも参加できるオンライン予選までeスポーツの大会は、まさに「誰もが主役やヒーローになれる」現代のスポーツシーンです。
そこでこの記事では、2025年に注目すべきeスポーツ大会をジャンル別に10個厳選し、それぞれの特徴や開催時期、賞金、出場方法などをわかりやすく解説します。
・どの大会に注目すればいいの?
・初心者でも出場できる大会はある?
・プロを目指すならどこを目指せばいい?
といった疑問にもお答えしつつ、eスポーツを本気で学びたい方に向けたスキルアップの方法もお届けします。
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2025年のeスポーツ大会はここに注目!

2025年は、世界中でeスポーツの大会がさらなる進化を遂げる年になると予想されています。
大会のジャンルはより多様化し、観戦方法にもテクノロジーの革新が加わることで、プレイする楽しみだけでなく、観る楽しさも大幅にアップしていると噂されています。
まずは、今年のeスポーツシーンがどう変わっていくのか、全体の流れを押さえておきましょう。
世界的に盛り上がるジャンルと大会の傾向
2025年は、引き続きFPS(ファーストパーソン・シューティング)やMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)が中心となる見込みです。
「VALORANT」や「League of Legends(LoL)」など、戦略性と瞬発力が問われるゲームは観客を引き込む力が強く、グローバルな大会が数多く開催されます。
さらに、格闘ゲーム界では「ストリートファイター6」の台頭により注目が再燃。特にCAPCOM主催の世界大会は世界中のファンが注目しています。
近年ではモバイルゲームも台頭し、「荒野行動」や「モバイル版PUBG」なども大会タイトルとして採用され、プラットフォームを問わない競技性が支持されています。
AIや5Gの進化で観戦スタイルも変化
2025年のeスポーツ観戦は、従来の動画視聴から、よりインタラクティブな体験型観戦へと進化しています。
AIによるリアルタイムのデータ分析、リプレイ生成、選手の行動解析などにより、初心者でも理解しやすい観戦環境が整っています。
また、5Gとクラウド技術の普及により、スマホ一台で遅延なく高画質な観戦が可能に。複数視点からのリアルタイム切り替えや、VRでの没入型観戦も一般化しつつあります。
eスポーツは「観て楽しむ」時代から「体験する」時代へと変貌を遂げつつあり、大会の魅力は選手だけでなく観客にも広がっています。
日本国内のeスポーツ大会事情
日本国内でもeスポーツ大会は年々増加し、地域密着型のアマチュア大会から、全国規模の公式大会まで様々なレベルで開催されています。
とくに注目なのが、「RAGE」や「全国高校eスポーツ選手権」など、出場のハードルが比較的低く、誰でも参加しやすい大会の充実です。
また、eBASEBALLやぷよぷよeスポーツなど、日本人に馴染みのあるタイトルが競技化されており、ゲーム文化とスポーツの融合が進行中です。
今後は地方自治体や教育機関と連携した取り組みも進む見込みで、国内eスポーツの裾野はさらに広がると期待されています。
参照:公益財団法人 東京市町村自治調査会・地域課題の解決に向けたeスポーツの可能性に関する調査研究報告書
ジャンル別|2025年に注目すべきeスポーツ大会10選

ここではジャンル別に注目すべきeスポーツの大会を10、紹介します。
FPS系|VALORANT Champions Tour(VCT)
- 開催時期:2025年9月12日~10月5日(Champions本戦)
- 賞金:総額2,250,000ドル
- 参加条件:各地域リーグやMastersでの成績上位チームが出場
- 観戦方法:Twitch、YouTube、公式サイトでライブ配信
VALORANT Champions Tour(VCT)の公式HPはこちら
MOBA系|League of Legends World Championship(Worlds)
- 開催時期:2025年10月~11月(詳細日程未定)
- 賞金:総額5,000,000ドル
- 参加条件:各地域リーグの上位チームが出場
- 観戦方法:Twitch、YouTube、公式サイトでライブ配信
League of Legends World Championship(Worlds)の公式HPはこちら
ちなみにWCSについては下記でも詳しく解説していますので併せてご覧ください。
LOL世界大会(WCS)観戦のススメ!大会日程と日本語実況解説について
バトロワ系|Apex Legends Global Series(ALGS)
- 開催時期:2025年5月1日~5月4日(ALGS Open)
- 賞金:総額2,000,000ドル
- 参加条件:オンライン予選を通過した160チームが出場
- 観戦方法:Twitch、YouTube、公式サイトでライブ配信
Apex Legends Global Series(ALGS)の公式HPはこちら
格闘ゲーム系|CAPCOM Pro Tour(ストリートファイター6)
- 開催時期:2025年3月5日~3月9日(Capcom Cup)
- 賞金:総額2,000,000ドル以上
- 参加条件:CPT各大会での成績上位者が出場
- 観戦方法:CAPCOM Fighters公式チャンネルでライブ配信
スポーツゲーム系|eBASEBALL パワフルプロ野球
- 開催時期:2025年3月31日よりWBSC eBASEBALLシリーズ開始
- 賞金:大会ごとに異なる(詳細は公式発表を参照)
- 参加条件:オンライン予選を通過した選手が出場
- 観戦方法:WBSC公式サイトやYouTubeチャンネルで配信予定
サッカーゲーム系|eFootball Championship
- 開催時期:2025年7月に東京でWorld Finals開催予定
- 賞金:大会ごとに異なる(詳細は公式発表を参照)
- 参加条件:OpenやClubイベントを通じて上位進出した選手が出場
- 観戦方法:eFootball公式サイトやYouTubeチャンネルで配信予定
eFootball Championshipの公式HPはこちら
スマホゲーム系|荒野行動リーグ戦(KNIVES OUT)
- 開催時期:2025年の大会スケジュールは未定(過去大会は年間を通じて開催)
- 賞金:大会ごとに異なる(詳細は公式発表を参照)
- 参加条件:オンライン予選を通過したチームが出場
- 観戦方法:荒野行動公式チャンネルやYouTubeで配信予定
TCG系|Shadowverse World Grand Prix
- 開催時期:2025年内に開催予定(詳細日程は公式発表を参照)
- 賞金:優勝賞金1億円(過去最大規模)
- 参加条件:各種予選大会を通過した選手が出場
- 観戦方法:Shadowverse公式サイトやYouTubeチャンネルで配信予定
Shadowverse World Grand Prixの公式HPはこちら
高校生向け|全国高校eスポーツ選手権
- 開催時期:2025年の大会スケジュールは未定(過去大会は年間を通じて開催)
- 賞金:大会ごとに異なる(詳細は公式発表を参照)
- 参加条件:高校生チームによるオンライン予選を通過したチームが出場
- 観戦方法:大会公式サイトやYouTubeチャンネルで配信予定
女性プレイヤー注目|VCT Game Changers
- 観戦方法:Twitch、YouTube、公式サイトでライブ配信
- 開催時期:2025年2月15日~3月19日(EMEA Stage 1)
- 賞金:北米Stage 1では総額10,000ドル
- 参加条件:女性プレイヤーを中心としたチームが出場
eスポーツ大会に出場するには?

eスポーツの大会を「観る」から「出る」へ。
プロを目指すならもちろん、腕試しとして気軽に出場するだけでも得られる経験は大きな財産になりますが、初めての人にとっては「どうやって出場するの?」「年齢制限はあるの?」といった不安もあるはずです。
そこで出場に必要な条件や登録の流れ、スクール・チーム経由での参加方法まで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
出場資格や年齢制限
eスポーツ大会には、それぞれに定められた参加資格や年齢制限があります。
たとえば、VALORANTやAPEXの公式大会では16歳以上が原則となっており、未成年者は保護者の同意が必要です。
一方で、高校生大会やアマチュア向けイベントでは13歳以上であれば参加できる場合もあります。
また、国際大会ではパスポート保有や特定のランク帯(例:マスター以上)が条件となることもあるため、出場を目指す大会の公式ルールを事前にチェックし、自分が参加可能な大会を選ぶことが大切です。
登録方法と大会プラットフォーム
出場登録は、ほとんどの大会でオンライン上の専用プラットフォームを通じて行われます。
代表的な国内向けツールには「Tonamel」や「GameTector」があり、これらを使ってチーム登録・メンバー登録・エントリーまで簡単に完結します。
大会ページには詳細なルール・スケジュール・配信リンクなども掲載されており、参加者向けの情報が集約されているのもポイントです。
さらに、大会によってはDiscordサーバーでの連絡体制が組まれている場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
とくに初参加の方は、操作に慣れておくことで当日の混乱を防げます。
スクール・チーム経由での出場も可能
近年では、eスポーツスクールやプロチームが育成枠として大会に出場する仕組みも増えています。
たとえば、eスポーツスクールではコーチングを受けながらチームで大会に挑戦できる機会が用意されており、初心者でも安心してエントリーできる環境が整っている大会も多いです。
また、成績やコミュニケーション能力によっては、チームが正式にスカウトしてくれることもあり、とくにプロを目指す場合、こうした教育・サポート体制のあるスクールは強い味方になります。
独学では得られない戦略思考・チーム連携・メンタル面の鍛錬が、競技シーンでの成功率を大きく左右するのです。
プロを目指すなら大会を活用すべき理由

eスポーツでプロを目指すと決めたなら、まずは大会という「実戦の場」に飛び込むことが重要です。
上達のためには練習も大切ですが、それだけでは通用しないのが競技の世界。実績や人脈を積み重ねるためには、大会に出場し、名を上げることが近道です。
ここでは、大会を活用することで得られる具体的なメリットを以下の4つの視点から解説していきます。
- 経歴・実績作りになる
- スカウトやスポンサーの目に留まりやすい
- 初心者こそ大会を知ることが上達への近道
- 本気で目指すなら、スクール活用も視野に
これらの視点を押さえることで、ただのプレイヤーから競技者へとステップアップするための方法が見えてきます。
経歴・実績作りになる
eスポーツ業界では、過去の大会実績やランキングがプレイヤーの履歴書として機能します。
「どの大会に出たか」「どの順位だったか」「どんなチームと戦ったか」などの情報は、スカウトやチームの選考時に非常に重視されます。
とくに注目度の高い大会や公認イベントで結果を残せば、SNSで拡散される機会も増え、プレイヤーとしての知名度が一気に上昇します。
無名からでも実力と結果でチャンスをつかめるのが、eスポーツという世界の魅力の一つです。
スカウトやスポンサーの目に留まりやすい
大会に出場することで、チームのスカウトやスポンサーの目に留まるチャンスが増えます。
大手プロチームやeスポーツ関連企業は、常に有望な選手を探しており、実際の試合でのパフォーマンスや勝負強さ、チームとの連携力を重要視します。
とくに注目される大会では、試合後にDMで声がかかったり、SNS上で名前が拡散されたりすることもあります。
単なるプレイヤーから「競技者」へと認知されるきっかけになるのが大会なのです。
初心者こそ大会を知ることが上達への近道
意外かもしれませんが、初心者ほど大会を意識することで急成長できます。
大会のレベル感やプレイスタイル、戦略の傾向を知ることで、目指すべきスキルや自分の課題が明確になります。
また、実況・解説付きの大会配信を見るだけでも勉強になることは多く、プロの視点を学ぶことができます。
「出場するのはまだ早い」と感じていても、まずは観戦や予選参加からでも構いません。挑戦への意識が、上達の第一歩になります。
本気で目指すなら、スクール活用も視野に
プロの世界を本気で目指すなら、スクールを活用することをおすすめします。
eスポーツスクールでは単なるスキル指導だけでなく、大会での立ち回りやメンタル管理、コミュニケーション能力の育成までサポートしてくれます。
また、コーチ陣のネットワークを通じてプロチームや大会関係者とつながる機会もあり、個人では届かない場所へ手が届くチャンスが広がります。
プロを夢で終わらせず、現実に近づけるための「具体的な方法」として、スクールは非常に価値のある存在です。
まとめ|2025年のeスポーツ大会で自分の可能性を試そう
2025年も、eスポーツの舞台は世界中で熱気に包まれています。
FPS、MOBA、格闘ゲーム、モバイル、TCGなどあらゆるジャンルでトッププレイヤーたちがしのぎを削り、観る者にも出場する者にも感動と刺激を与えています。
その中でただの「ゲーム好き」で終わらせるのではなく、「もっと上手くなりたい」「大会に出てみたい」「プロを目指したい」と思ったら、あなた自身が「次の挑戦者です。
そして挑戦の第一歩は情報を知ることです。この記事で紹介したような大会に興味を持ち、出場を目指すことで、あなたのスキルも意識も確実にレベルアップしていきます。
「大会で結果を出したい」
「実力はあるけど、どう伸ばせばいいかわからない」
「独学だけでは限界を感じている」
そんなあなたにこそおすすめしたいのがeスポーツスクール「アフラス」です。
アフラスは経験豊富な講師陣が個々のレベルに合わせた指導を行い、基礎から大会出場レベルまで導いてくれます。
さらに、仲間との出会いや大会出場のサポートもあり、ゲームが夢や未来につながる場所としても注目されています。
2025年のeスポーツ大会は、あなたにとって未来のきっかけになるかもしれません。まずは自分の好きなジャンルの大会をチェックし、目標を持つことから始めてみましょう。