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コラム

ゲーム用語「パッシブ」の意味とは?理解するメリットとよく使われるゲームを解説

eスポーツ全般

ゲームをプレイしているとパッシブという言葉を耳にすることがあります。

聞き慣れない方にとっては、パッシブが何を意味しているのか、どのようなメリットがあるのかわからないはずです。

そこで今回は、ゲームで使われるパッシブの意味について、メリットと各ゲームごとのパッシブもあわせてご紹介します。

ゲームにおける「パッシブ」の意味とは?

出典:フォトAC

多くのゲームでパッシブという言葉を用いるため、絶対に覚えておくべき用語だと言えるでしょう。

では、パッシブとは何を指すのか解説していきます。

常時発動型のスキルを「パッシブ」と呼ぶ

ゲームにおけるパッシブは、常時発動型のスキルを指します。

例えば、パッシブスキルが自動回復系なら、条件を満たすだけで、何もしなくても徐々に体力が回復します。

パッシブスキルは、キャラクターや役職ごとに保有している場合が多く、対戦ゲームにおいては個性であり、戦闘時の基盤となる重要な要素の1つです。

自身で発動させるスキルは「アクティブスキル」と呼ぶ

出典:フォトAC

常時発動型のスキルをパッシブと呼ぶ一方で、任意で発動させるスキルは「アクティブスキル」と呼びます。

比較すると、パッシブスキルよりも強力な効果を持っており、キャラクターごとに異なるケースが多いです。

また、発動後はクールタイムがあり、再発動までに時間がかかる傾向があります。

必殺技は「アルティメットスキル」と呼ぶ

スキルの中でも最も強力なのが「アルティメットスキル」です。

発動までに時間がかかる、ポイントを貯めるなどの条件があるものの、戦況を大きく変えられるポテンシャルを秘めています。

パッシブスキル<アクティブスキル<アルティメットスキル といった順に強く、影響力も高くなる点を覚えておきましょう。

パッシブを理解するメリット

出典:フォトAC

ゲームでのパッシブを理解すると、以下のようなメリットが得られます。

  • プレイの安定性が増す
  • 連携力の向上
  • 個性の多様化

では、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

プレイの安定性が増す

パッシブの理解は、プレイの安定性に大きく影響します。

例えば、回復系のパッシブなら、回復アイテムの使用や味方に蘇生してもらう必要なく、戦闘に復帰可能です。

戦闘系のパッシブなら、対面でのファイト力が強くなったり、立ち回りが有利になります。

パッシブは、キャラやゲーム理解の基礎であり、プレイを安定させてスキル全体の上達させるのに効果的です。

連携力の向上

パッシブを活用できると、味方との連携力の向上に期待ができます。

例えば、味方から離れていると移動速度上昇のパッシブがある場合、敵と対面した際に味方と距離が離れていてもカバーや退避がしやすいはずです。

特に、味方にバフをかけられるようなパッシブスキルを持つキャラクターなら、連携力が勝敗を大きく分けることになるでしょう。

個性の多様化

それぞれのキャラクターが持つパッシブは個性であり、何を使うのかによって戦闘スタイルや得意・不得意なシーンが変わり、多様性が生まれます。

LoL(リーグオブレジェンド)のように数多くのキャラクターがいる場合、膨大な組み合わせによる戦略が生まれるため、パッシブ理解の難易度は高めです。

しかし、パッシブ理解の難易度が高いからこそ、知識を習得することがゲームの上達に直結し、その場で適切な判断ができるようになります。

ゲームタイトルごとのパッシブを解説

出典:フォトAC

ゲームごとに、パッシブスキルの内容や発動条件は異なります。

ここでは、ゲームタイトルごとのパッシブについて見ていきましょう。

ApexLegendsにおけるパッシブ

ApexLegends(以降、APEX)におけるパッシブは、主にキャラごとに保有するパッシブと、クラスごとのパッシブがあります。

例として、人気キャラのパッシブを見ておきましょう。

キャラ名キャラパッシブクラスパッシブ
ライフラインコンバッドグライド:ヒールドローンを掴んで数秒間滑空できる。ヒールドローンを用いて仲間を復活させられる。自身は自由に動けるサポート:味方を早く、体力を回復しながら復活可能。味方のデスボックスおよびバナークラフト時にモバイルリスポーンビーコンが出現。青色サプライボックスから追加物資を取得可能。
レイス虚空からの声:敵の視界に入る、トラップが近くにあるなどの危機が迫っていると、謎の声が語りかけてくるスカーミッシャー:ケアパケを数秒見ると中身を確認できる。
バンガロール駆け足:スプリント中に自身の付近を弾が通過あるいは被弾すると、数秒間移動速度上昇アサルトクラス:敵のアーマーを割ると4秒間移動速度上昇・リロード高速化・アーマーが割れた敵の強調表示。グレネード専用のインベントリ枠が2個追加。武器をしまうと2秒後に自動リロード。専用の武器サプライボックスを開けられる。スタック毎に多くの弾薬を持てる

APEXでは現在26キャラ(2026年4月20日時点)、クラスは5種類に分かれています。

それぞれで得意の戦闘スタイルがあるため、自身の立ち回りに合わせて最適なレジェンド選びが重要です。

Overwatchにおけるパッシブ

Overwatchにおけるパッシブは、キャラクター・ロール・サブロールの3種類があります。

基本的には全キャラ共通パッシブがありますが、中には特有のパッシブを持つものもいます。

また、ロールパッシブはタンクのみ、サブロールについては12種類です。

タンク・ダメージ・サポートの代表的なキャラを例に、パッシブの効果を見てみましょう。

キャラ名キャラパッシブロールパッシブサブロールパッシブ
ウィンストン全キャラ共通パッシブ:ダメージを受けないまま6秒経過すると自己回復が始まる。ダメージを与えた敵ヒーローの被回復量を3秒間減少させる。減少量は対象がタンクの場合15%、それ以外のロールのヒーローの場合は30%。タンク:自身が受けるダメージまたは回復によるウルトチャージを40%減少する。イニシエーター:0.8秒間滞空し続けると60の自己回復を得る。効果はHPがフルの状態では発動しない。5秒のCTがあり、また発動後に一度着地しないと再発動しない。
エコーグライド:空中でジャンプキーを押している間降下がゆっくりになり、横方向への移動速度が上昇なしリコン:体力が50%未満の敵に自身がダメージを与えるか、自身がダメージを与えた敵のHPが数秒以内に50%を下回ると、その敵の姿を3.5秒間壁越しに視認できる。対象のHPが50%を超えると効果は終了する。
ジュノマーシャン・オーバーブーツ:空中でジャンプキー入力で空中ジャンプが可能。空中でジャンプキー入力し続けると降下がゆっくりになるなしサバイバー:移動スキル使用で自己回復パッシブが発動

サブロールパッシブによって、同じロールの中でも役割が明確になっています。

また、キャラクターは現在51名(2026年4月20日時点)が実装されており、どのキャラを選ぶのかによって戦術が変わるゲーム性が人気の理由です。

VALORANTにおけるパッシブ

VALORANTにおけるパッシブは、特定のキャラが保有しています。

例えば、ジェットならスペースを長押しで高所からゆっくり降下するパッシブです。

他にも、フェニックスの火のアビリティによって体力を回復するパッシブや、ヴァイパーのアビリティに接触した敵にデバフ適用と体力減少を発動するパッシブがあります。

eFootball(イーフト)におけるパッシブ

eFootball(イーフト)におけるパッシブは、選手が特定の条件を満たした際に自動で発動する能力を指します。

例えば、「ゲームチェンジパス」は、後半のキックオフ以降、同点またはリードされている場合にパスに関する能力が上昇するスキルです。

上記のスキルは、条件が満たされた場合に自動で発動するため、パッシブと呼びます。

LoL(League of Legends)におけるパッシブ

LoL(League of Legends)におけるパッシブは、キャラクターごとに持っている固有のスキルを指します。

常に効果を発揮するもの、条件を満たすと自動で発動するもの、スキルに自動で付随するものがあります。

LoLで使用できるキャラクターは172体も存在し、それぞれにパッシブスキルが備わっているので、覚えるだけでも至難です。

ドラクエにおけるパッシブ

ドラクエにおけるパッシブは、主にドラクエ10のパッシブスキルについて指しています。

ドラクエ10では、自動でステータスを向上するパッシブスキルが職業ごとに設けられています。

ほとんどの職業パッシブスキルは、レベル31か34まであげると獲得できるので、ステータスの底上げとしてレベル上げをしておきましょう。

ポケモンにおけるパッシブ

ポケモンにおけるパッシブは、各ポケモンが持つ”とくせい”を指しており、常時発動型と条件付き自動発動型の2種類があります。

常時発動型のパッシブは、ダメージ軽減や素早さアップなど、基本ステータス上昇の効果がほとんどです。

一方、条件付き自動発動型のパッシブは、ピンチ時に回復や妨害状態の解除など、特定の場面で発揮する効果が多いです。

ゲーム以外でも使われる「パッシブ」

出典:フォトAC

パッシブという言葉は、ゲームでのみ使われると思いがちですが、他の意味を持つ場合もあります。

ここでは、パッシブを用いるケースをいくつかご紹介します。

建築業界では「パッシブデザイン」

建築業界では、太陽光や熱、風などの自然エネルギーを最大限活用し、快適な室内環境を実現する設計・建築手法をパッシブデザインと呼びます。

機械に頼らずに「断熱・気密」「日射熱」「日射遮蔽」「通風」「昼光利用」を取り入れた冬は暖かく、夏は涼しい住宅を目指すデザインです。

ゲーム用語のパッシブとは意味が全く異なるので混同することはないものの、覚えておいて損はないでしょう。

医療業界では「パッシブケア」

出典:フォトAC

医療業界では、患者自身が能動的に動くのではなく、医者や療法士、整体師などから受動的に治療を受けることを「パッシブケア」と呼びます。

例えば、電気治療や温熱療法、病院での投薬や注射などは、全てパッシブケアに該当します。

ゲームでは自動的に発動するスキル、医療では受動的に受けるケアという違いがあるので、違いを理解しておきましょう。

投資信託では「パッシブ投資(運用)」

投資においてもパッシブを用います。内容としては、日経平均株価やS&P500などの指数(ベンチマーク)に連動した値動きを目指す運用方法です。

パッシブ投資を行う場合、銘柄選定の手間が省けて手数料が安いメリットがあります。

ゲーム用語のパッシブとは異なる意味になるので、違いはわかりやすいでしょう。

音楽業界で使われるパッシブ

音楽業界でも、パッシブスピーカーやパッシブベースなどの言葉があります。

パッシブスピーカーについては、アンプを内蔵しておらず、別のアンプに接続するスピーカーです。

パッシブベースは、電池を使わずに拾った信号をそのまま出力するベースを指します。

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今回は、ゲーム用語のパッシブの意味について、ゲームタイトルごとのパッシブの意味をご紹介しました。

パッシブの意味だけでなく、それぞれのゲームで何を指しているのか理解すると、ゲームスキルの向上につながり、プレイが安定しやすくなるはずです。

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監修者

久野 瑛稀
eスポーツスクールAFRAS 金山校 校長

eスポーツ、FPSゲーム歴10年以上。
複数の対戦型FPSゲームにおいて上位ランクを獲得し、一つのタイトルでは世界ランキング一桁、最高8位を記録。
プレイヤーとしての活動に加え、中部地方を中心にeスポーツ大会やイベントの企画・運営・開催を行っており、eスポーツチームと連携したプランニングを得意としている。また、eスポーツスクールの校舎長として、多くの生徒の実力向上を行っている。