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渋谷校のブログ

eスポーツの勝利を支える“アナリスト”とは?ZETA DIVISION gya9氏のインタビューから学ぶ、もうひとつのプロの道

eスポーツと聞くと、多くの人がまず思い浮かべるのは、ステージ上で活躍するプロ選手や、チームをまとめるコーチかもしれません。

しかし、競技シーンの裏側には、選手たちの勝利を支える重要な存在がいます。
それが**「アナリスト」**です。

今回、eSports Worldでは、ZETA DIVISIONのVALORANT部門で約5年半にわたりアナリストを務めるgya9(ぎゃく)氏のインタビューが掲載されました。gya9氏は、ZETA DIVISIONが「VCT Masters Reykjavík 2022」で世界3位という快挙を達成した裏側を支えた人物のひとりでもあります。

今回はその内容をもとに、eスポーツにおけるアナリストの仕事や、これからeスポーツ業界を目指す子どもたちにとっての学びについて紹介します。

アナリストは、試合を動かす“もうひとりの主役”

キャプション:アナリストは、試合の裏側でチームの勝利を支える重要な存在です。

アナリストの仕事は、簡単に言うと試合やデータを分析し、チームが勝つための材料を作ることです。

たとえば、相手チームがどのマップでどんな作戦を使うのか、どの選手がどのポジションをよく使うのか、どのタイミングで攻めることが多いのかなどを調べます。

その情報をもとに、コーチや選手と相談しながら、練習内容や試合での作戦に落とし込んでいきます。

gya9氏は、アナリストの立場について「データや統計、数学といった外の知識を持ち込む立場」と語っています。選手やコーチの経験に対して、数字や分析をもとに新しい視点を加えることが、アナリストの大きな役割です。

つまりアナリストは、直接プレーするわけではありません。
それでも、チームの勝敗に大きく関わる“裏方の主役”なのです。

選手経験がなくても、eスポーツに関われる


キャプション:ゲームの知識に加え、数学・統計・プログラミングなどの力も活かせます。

今回のインタビューで特に印象的なのは、gya9氏が「選手経験がなくても、戦術を考えたりゲームの知識を活かしたりすることはできる」と話している点です。

もちろん、ゲームが好きであることや、試合を見る力は大切です。
しかし、アナリストにはそれだけでなく、数学、統計、プログラミング、資料作成、説明力など、さまざまなスキルが求められます。

これは、eスポーツ業界を目指す子どもたちにとって、とても大きなヒントになります。

「プロ選手になれなければ、eスポーツに関われない」
というわけではありません。

eスポーツには、選手以外にもたくさんの関わり方があります。

たとえば、

・コーチ
・アナリスト
・実況、解説
・イベント運営
・動画編集
・SNS運用
・チームマネジメント
・配信スタッフ

など、さまざまな仕事があります。

ゲームを“プレーする力”だけでなく、考える力、伝える力、調べる力、まとめる力も、eスポーツの世界では大きな武器になります。

AIの進化で、アナリストの仕事も変わっていく


キャプション:AIの発展により、eスポーツの分析方法も大きく変わりつつあります。

gya9氏は、AIの進化によってアナリストの仕事も大きく変わってきていると語っています。

これまでは手作業で確認するしかなかった細かいプレーの傾向や、膨大な映像データからのパターン抽出も、AIによって分析の幅が広がっているとのことです。

これからの時代は、専門的なプログラミングができなくても、AIを使ってデータ分析に触れられる可能性があります。

つまり、今の小中学生や高校生でも、興味があれば早い段階から「分析する力」を伸ばしていける時代になってきているということです。

たとえば、普段のゲームでも、

「なぜ今の試合に負けたのか」
「どのタイミングで攻めればよかったのか」
「自分はどの場面でミスをしやすいのか」
「相手はどんな動きをしていたのか」

このように考えるだけでも、立派な分析の第一歩です。

ただゲームをするだけではなく、振り返り、考え、改善する。
この習慣は、eスポーツだけでなく、勉強や将来の仕事にもつながる大切な力です。

アナリストを目指すなら「好き」と「得意」を掛け合わせる


キャプション:好きなことと得意なことを掛け合わせることで、将来の選択肢が広がります。

gya9氏は、これからeスポーツ業界を目指す人に向けて、「VALORANTというタイトルの枠に限定しないこと」が大切だと話しています。

自身の場合は「eスポーツ×データ分析」という掛け算があったとし、自分にとっての掛け算を見つけることが重要だと語っています。

これは、子どもたちにもぜひ知ってほしい考え方です。

たとえば、

ゲームが好き × 話すのが得意
→ 実況・解説

ゲームが好き × 人に教えるのが得意
→ コーチ

ゲームが好き × 数字が得意
→ アナリスト

ゲームが好き × 動画編集が好き
→ 動画クリエイター

ゲームが好き × イベントが好き
→ 大会運営

このように、ゲームへの興味は、いろいろな将来の道につながります。

大切なのは、「自分は何が好きなのか」「何が得意なのか」を知ることです。
そして、それをゲームやeスポーツとどう掛け合わせられるかを考えることです。

AFRASで大切にしている“考える力”にもつながる

AFRASでは、ゲームを通じて技術を伸ばすだけでなく、考える力・挑戦する力・思いやる力といった非認知能力も大切にしています。

今回紹介したアナリストの仕事は、まさに「考える力」が求められる仕事です。

試合を見て、原因を考える。
データを見て、作戦を立てる。
チームに伝わるように、分かりやすく説明する。
うまくいかなければ、また改善する。

これは、ゲームの上達にもそのままつながります。

たとえば、FortniteやVALORANT、Apex Legendsなどのレッスンでも、ただプレーするだけではなく、

「今の判断はよかったか」
「次はどう動けばよいか」
「味方とどう連携するか」
「相手の動きから何を読み取るか」

といった振り返りを行うことで、プレイヤーとしても大きく成長できます。

ゲームは、楽しむだけのものではありません。
考え方次第で、学びのきっかけにもなります。
参考記事

eSports World
【インタビュー】試合を動かす“もうひとりの主役”——ZETA DIVISION gya9氏が語るアナリストのリアル | eSports World(eスポーツワールド)

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